どしーんどしーんどしーん
さとり:あんた何やってんの?
バイドル:あーさとりーなんだかさーまえにーすすめないんだー
さとり:いやいやいやいやいや!気付けよ!ぶつかってんだよ!!
バイドル:ええーでもーさっきーちゃんとみたー
ピーキー:ねぇねぇ、バイドルさん。歩くときは顔を上げて前を見ないと危ないですよ?
バイドル:顔上げるのーつらいー
さとり:何?また凹んでんの!?
バイドル:かなしいことーあったからー
さとり:あんたは悲しいことがあるたびに木に突進するのかよ。
バイドル:ちがうよーあるいてーいるだけー
マル:バイドルさんの気持ち...ちょっとわかる...悲しい時って下見ちゃう...
ピーキー:確かに確かに、マルもバイドルさんのように頭からつっこんできましたからね。私に。ふふふふ。
マル:え...あ...ごめんなさい....
さとり:は!?っていうか何で二人とも地面に頭つっこみそうになってんの!?暗い暗い!マジ暗い!!
バイドル:きみはーにんげんの子供だねー
さとり:ちょっと人の話聞いて
うおおおおおおおおおおおおお(咆哮)
ピーキー:ちょっとちょっと!いきなりどうしたんです!?
バイドル:にんげんーびっくりさせるーだよねー
ピーキー:はいはい、確かに間違ってはいませんが。貴方も極端ですね。しかもここは人間の世界じゃないんですよ?
バイドル:あ....また...失敗...俺だめだー
ピーキー:あらあら、そんなに落ち込まないで下さい。とても立派でしたよ。ほら、マルはびっくりしてひっくりかえっているし。あ、さとりも目を回してますね。二人とも起きて下さい。
マル:う...うん...あぁびっくりしたぁ
バイドル:え、びっくり、した?
マル:心臓が止まっちゃうかと思った
バイドル:ほ、ほんとに?ほんとに!?
さとり:うるせえええええええ。しかもしつけえええええええ。びびったっつってんだろうが!図体でかいくせにハート小さすぎんだろ。いいか?下ばっかみてるからぶつかんなくてもいいもんにぶつかんだよ。
バイドル:下ばかりみてるから
マル:ぶつからなくてもいいものにぶつかるのか....
さとり:顔上げて歩けよ。ちゃんと前見ろよ。できるだろ?
バイドル:さとりーありがとうー
さとり:は?
マル:きっと、今まで逃げてたんだ。顔を上げたら、前を向いたら、また悲しいことが起こるんじゃないかって。怖かったんだ。さとり、わかったよ、ありがとう!
さとり:へ?
ピーキー:くすくす。さとりはもう少し足下も見た方がいいかもしれませんけどね。
さとり:先輩まで何言ってるかわかんないし!もうアホキャラ卒業するんです私。むしろとっくに卒業してるんです。
バイドル:じかくーあったんだー
さとり:どういう意味だ!
マル:ふふふふ....あははははははははは
ピーキー:まあまあ落ち着いて。ところで、バイドルさん、ここは一体何処だかご存知ですか?
バイドル:ごめんーわからないー
ピーキー:そうですかそうですか。それではもう少し道に沿って歩いてみましょう。何かわかるかもしれません。
マル:うん、前に進もう!!バイドルさん、またねー
バイドル:またねえええええええええ
さとり:うるせぇ!!!!
