10年ぶりくらいに会う友だちとランチ。
もう30年くらいの付き合い。学生時代のバイト友だち。
お互いに子どもたちが定型発達ではなく、あれこれ振り回されていて
とても落ち着いて会う状況ではなかった。
私は子育てひと段落。友だちは下の子が中学に入って不登校で家にいるけれど
置いて出られるようになった。
今の教育では支援が受けられない我が子たち。
発達障害の症状はあるけれど手帳がもらえるほどではない。
でも学校には行けない。
全児童がタブレット端末を持ち、コロナではオンライン授業をやってくれたのに
不登校児にはオンラインをやってくれない。
どうして???
出席扱いにするか微妙だから? 先生の手間?
クラスや授業の雰囲気だけでも伝わるの、大切だと思うんだけどな。
アクティブラーニングや個性を伸ばすって、40人学級でどうやるの?
伝える場のない想いがお互いにたくさんある。
支援が受けられない分、子どもたちの認知を把握し、教え方を試行錯誤してやってきた。
どこでも学習支援が受けられないから、教えるのは親しかいない。
私たち、がんばってるよね。
そんな話しをしていて泣きそうになった。
必死でやってきたから大変だなぁってあまり思わなかったけれど、
やっぱり色々と大変だったよね。
療育や不登校支援にいろんな民間業者が出てきているけれど、お金がかかる。
公教育で出来ること、もっとある気がするんだよなぁ。