月曜夜レッスン。
今日の発見。
バーで片足スプリッツする時、背中に角度をつけること。
私、前足の上に重心を置いて背中を起こしがちだったんだけど、
足から頭までライン上に乗る方でやってみてと先生。
ポワントで自分が思っているよりもう少しだけ前重心というのも。
特に4番でポワントに立った時。
久しぶりにシューズでグランフェッテをやったんだけど、
左が苦手すぎてやばかった。完全に重心が後ろに逃げてて、胸から反っちゃってる。
ピルエットだけなら左のほうが安定してる気がするんだけど、なんでだろ。
今日もマネージュの練習をして、前回の教訓を生かし、視線をあげたら目が回るのはマシになった。
昨日、谷桃子バレエ団の公演を見に行ったのでパンフレットを持参して
先生とあーだこーだお喋りした。
私の先生は控えめな方なんだけど、こういう何気ないお喋りの時にぽろっと聞けるお話が毎度すごすぎる。
谷先生の年表を見ながら「このドンキ初演で私、キューピッドを踊ったのよ」と教えてくださった。
えええええええー。
大人バレエではあるけれど、少しでも先生の美しさと伝統を継承する生徒になろうと改めて心に誓った。
昨日の公演は若い主役のデビューだったんだけど、とても良かった。
丁寧に心をこめて踊っていて、伝統を継承しようとする素直な心というのか、ひたむきさというのか
そういうものが踊りに現れていた。
たぶんそれは「表現」では現しきれないもので、人間性とか性格とかそんなものがにじみ出ちゃうのかもしれない。
私は一度「あなたの踊りは品があって好き」と言われたことがあって、それはとても嬉しい誉め言葉だった。
テクニックとしては何が出来るわけでもないのだけれど
心持ちだけでも品良くありたいと思う。