境界知能の子どもが、大学受験しよっかなと言い始めた。専門学校でここならというところがあって、ほぼそこに決めていたんだけどキャンパスライフへの憧れが捨てきれないらしい。

 

で、高3になってから自分で勉強を始めた。

 

これが何よりうれしい。小学校から勉強がやっても出来なくて、勉強に対してぴったり心のシャッターを閉めてしまっていたので、中学以降の勉強も進級するために最低限やるだけで、特別課題などずいぶん下駄をはかせてもらっての進級になった。

 

高3は卒業に必要な最低限の科目しか取っていないので、ほとんどの日が午前中で終わる。空き時間も多い。

朝礼と終礼はでなければいけないので、空き時間にやる勉強を一緒に考えた。

 

憧れの大学の受験に必要な科目は現代文と英語。まず英検アプリを学校用iPadに入れて英検3級の勉強を始めた。英検3級といえば中学卒業レベルだけど、これが子どもにとってちょうどいいレベル。

 

今日、現代文の問題集を買いに本屋へ行って、いっそのこと・・・と思い中学総復習&高校受験の問題集を買ってみた。これが難し過ぎなくてやる気になってくれて大正解。

 

学力は2~3学年遅れと言われただけのことはある。

大学受験に間に合わなくてもいい。高校生活の最後に、目標をもって自分から勉強したなーーという経験が子どもの糧となってくれると思う。高望みしている大学ではないので、あわよくば憧れに近づけますように。