レッスン。4月から朝練始めよー!ということで、いつもより30分早めに支度をすすめた。
先生がスタジオを早めに開けておいてくださるので、発表会にでるメンバーはちょっと早くきて練習する。
レッスン後はポワント足慣らししたらジャンケンして先生に見ていただく感じになるので、確認しておきたいことなんかは朝のうちに。
鬱の子どもは15年前くらい、幼稚園の頃このスタジオでバレエを習っていた。
フランスから帰国して幼稚園に通って妹が生まれて不安定だったんだろうなぁ。ママが見ててくれないとヤダと泣くようになってしまい、やめてしまったのだった。
その子どもが、バレエ再開しようかなと言いだした。音楽を聴きながら身体を動かすって、精神的にも肉体的にも良いことだ。
私も20代の前半、鬱っぽくなって元気になったころ始めたのがバレエだった。
先生には事情をざっくりお話しておいた。
朝、「起きるのつらい」とLINEが。正直、またか・・・と思った。約束していてもドタキャン。バイトもそう。
自分でもそう思ったらしく「ちょっと様子見る」とLINEが来たので、朝ごはんを買って迎えに行くか聞いてみたらOKということだったので迎えに行った。なんとか動けるようになってスタジオへ。
始まるまで、なんか不機嫌そう。感じ悪いな。先生も気を悪くされたらやだなと不安がよぎる。
先生は幼稚園ぶりにスタジオに来たことをとても喜んでくださった。レッスンはレベルを落とし、いっぱい褒めて優しくしてくださったので終わる頃には子どものテンションも上がり、続けることになった(元々、めちゃくちゃ優しい先生だけど)。
子どもはレッスン後、自分で洗濯をして干して、いつもは難儀するのにお風呂に入ったり歯磨きをしたりも出来たらしい。
これが良い循環になるキッカケになるといいな。
まぁあまり期待し過ぎるのも良くないので、ボンヤリ見守り。