1人暮らしをしている子ども1が、また鬱っぽくなっている。やたら元気で活動している時と、何もできずに「死にたい」としか言わない時がある。それを双極性障害2型と言ったカウンセリングはやめさせた。確定申告にあたり医療費を計算していたら、そのカウンセラーに10万近く払っていた。

 

今日、久しぶりに子ども1の家に行った。自転車で10分くらいの距離。エリアでも破格に家賃の安いボロアパート。子どもが自分で見つけて来た物件だが、お風呂がユニットバスであまりきれいではないとか、洗濯機が置けないとか、宗教の勧誘が来るとか、ちょっと親としても心配になったので、もう少し近くに引っ越して来てくれと頼んだ。

 

引っ越し先は近くも近く、うちのマンションの裏と言ってもいい感じで、女性専用アパート、オートロックあり、バストイレ別、洗濯機が置けるなどの理由で、今より2万円ほど家賃は上がるが払えない額ではないところに決めた。子ども1は通信制大学なので学費がかかっていない分、家賃に回せる。

 

で、引っ越し準備で片付けを手伝いに行った。大量にあるマンガを少し処分するというのでブックオフに売り、当面使わないものを我が家の物置きに移したり。で、汚部屋ぶりにドン引きした。シンクにたまる洗い物、30本くらいある空いたペットボトルや缶やビン、捨ててないゴミ、床には洗ったんだか脱いだんだか分からない洋服が散乱している。

 

放っておいたらそうなる子だという片鱗はあった。面倒がり。なんでもすぐ「めんどうくさい」と言ってスマホに逃げ込んでばかり。学校に行くことも、バイトに行くことも、まともなものを食べることも、歯を磨くことも、風呂に入ることも、何もかもを面倒くさがっている。ウチにいる時は私に言われるからやっていただけのことだ。

 

自分を大事にしてほしい。自分を大事にしてくれる人は自分しかいないのだから。

そりゃー、多少は面倒くさいこともあるが、それでも明日の自分を助けるために私はやる。

 

鬱な子ども1を「あなたの人生なんだから」と切り離してしまうことはとても冷たい気がして、昨日も今日もウチで夕飯を食べさせ、お風呂に入れた。1人暮らしとは言っても別室を借りているようなものなんだから、くつろぎに来てもいいんだよと言って。

 

ウチに来て、だら~っとその辺でゴロゴロしてスマホ見て、鬱々としたことを言い、食器を片付けるわけでもなく帰って行った。子ども2と私は比較的似た者同士で、やらなきゃいけないことはやる。バレエで培われた根性もある。そんな2人は、自分勝手で、やらなきゃいけないことを見ないふりをして、文句だけ言っている子ども1を見てストレスをためる。

 

やればいいのに、と思ってしまう。

出来なくてかわいそうだな、とも思う。

こっちも頑張ってるのに、なんでやらないんだろう?と意地悪な考えも浮かぶ。

家族なのに受け入れられないなんて、いるとストレスだと思うなんてと、自分を許せなくなる。

 

昨日、子育て講座を卒業しようと思ったのも、この辺に原因がある。

私には理解できないことを、理解しようと努力するのにも限界がきたということ。

迷いながら本能のおもむくままに向き合っていこうかな。