鬱な子どもが「ご飯食べに行っていい?」と言うので一緒にお鍋を食べた。

 

毎回あれこれ話題をふっかけてきて、最終的にあれこれ話して私が泣かせちゃって、でも子どもは気持ちを持ち直して帰っていくというのがパターン化している。過去のあれこれを持ち出して来て、あの時はああして欲しかった、こう言って欲しかったみたいな責め立てられ方をするのに、私もいい加減ウンザリ。

 

たとえば中学受験。子どもは第1志望に落ち、第2志望の学校に進学した。それでもそこそこ有名な進学校で、偏差値だって60は超えていたので十分だと思う。なのに、今頃になって中学受験に失敗したことを認められないのは、ママがこっちの気持ちを受け止めてくれなかったから!!と言いだした。

 

ちょっと待て。認められないのは「あなた自身」なんじゃないの? 子どもは受験直前の1月末、勝負に怖じ気づいたらしく勉強に向かうことを放棄し、DS三昧だったのを覚えている。それをなんとか最後の勝負までたどり着けるように叱り励ました。あの時、最後まで勉強を頑張りきれていたら、第1に受かったかも・・・・???と思っているのは自分なんだろう(私もそう思うけど)。高校を中退してしまったことも、大学受験をセンター試験まで受けてほったらかして通信制の大学に進んだことも、母親の私は別に本人の選択なら仕方ないさと思っていて、子どもが自身で受け入れられてないのを、すべて私のせいにしているような気がする。

 

自分が納得いくまで頑張ったら、どんな結果が出ても受け止められるんじゃないかな。

面倒くさい病と、その結果を見ないように現実逃避でゲームやネットに逃げるということを10年とかやってきて、なかなか抜け出すのも大変そうだけど、なんとか踏ん張ってほしい。