前回の記事

 

-極東の植民地で開かれる「アゾフ」ゼレンスキーの独演会-

 

 

・「多様性のない言論」には 注意すべきである

 

 

 

 

2022年4月6日号(水曜日) 『日刊ゲンダイ/夕刊フジ』記事より

 

よく「言論の自由」を自らの正当性のうたい文句とする西側メディアだが、『敵国』と定めた集団への“容赦のないバッシング”を見たら、それが“真っ赤なウソ”であるというのがよくわかる。

 

その内容がセンセーショナルであればあるほど、およそ「10対0」の割合で『善悪』を騙る集団に信憑性は持てないし、何かしらの意図でもって「人々をコントロール」しようとする意図が透けて見える。

 

無論、ここ数十年におけるマスコミの「常套手段」として、北朝鮮の核やミサイル問題についても、常々多様性のない議論が展開されてきた。そこに「民主主義的言論」を担保するためには、今回のロシア問題についても多角的な視野が求められるのも当然だろう。

 

 

 

 

 

 

2022年4月5日(火曜日) 『朝日新聞/読売新聞/毎日新聞/産経新聞/東京新聞』記事より

 

こうした「画一的報道」は、すなわち対立する側の”難癖”とも見れるわけで、偽装保守売国奴の夕刊フジが述べた「国際秩序」なるものが、以下のようなものであることは疑いようのない事実である。

 

ほぼ全ての主要国際ニュース記事は、全て帝国による言説歪曲の下、その傘下に益々多くの国々を取り込み、拒む国々を、何であれ必要な手段で破壊すべく機能するアメリカに中央集権化した巨大権力構造の記事以外の何ものでもない。皆様がこれを本当に理解された途端、それで、世界のあらゆることのつじつまが実に首尾一貫して合うので、皆様は決してそれを見ずにはいられない。それを理解された途端、帝国メディアに焦点を合わせられている主要国際紛争は、皆様にとって二度と混乱するものでなくなるはずだ。

 

これこそが、中国の力が、アメリカに支配される世界秩序を永久にありえない事にする前に、その勃興を止める作戦を連中が準備する中、対中国攻撃を強化している理由だ。これこそ、ロアのウクライナ攻撃をもたらすことを専門家たちが長年警告していた挑発を、連中が執拗に続け、モスクワに政権転覆を強いるため今侵略につけ込んで、てこ入れしている理由だ。これが、帝国に余りに反抗しているパキスタンのような国が政権転覆で脅される理由だ。これこそが、帝国報道機関が、サダムは去る必要がある、カダフィ去る必要がある、アサドは去る必要がある、マデュロは去る必要がある、金正恩は去る必要があると我々に語る言説を大量に作り出す理由だ。

 

アメリカに中央集権化した帝国は、絶えず単一権力構造下で世界を統一しようと努力しており、もしそれがいつの日か成功すれば、結果は機能上ワンワールド政府と変わらないだろう。問題は、もちろん一部の国々がこの狙いに抵抗しており、その抵抗において最も成功を収めている国々が核兵器で武装していることだ。どんな犠牲を払ってでも世界支配を確保する狙いは、文字通り、地球上の全ての生命を危険にさらしており、この戦線に沿った緊張が、ひたすらエスカレートし続けているのだ

 

Caitlin Johnstone: マスコミに載らない海外記事 (cocolog-nifty.com)

 

これに従ったら従ったで、強欲な金融資本主義の名のもとに・・・「現在の日本」のようにアメリカに食い物にされる未来しかない。その本質を見抜いている北朝鮮やイランは『核兵器による瀬戸際外交』を余儀なくされている。

 

そうしたリアルを直視した上で、より上位なフェーズでの『平和論』を語る必要があると思います。

 

 

戦時中における様々な事象について、「未確定の情報」について妄信することはナンセンスであり、かつてのナイラ証言の『前科』がある以上、これに飛びつくことは非常に危険です。

 

上述の記事では「世界最強力国の言説」を、地球上における唯一無二の『公式見解』とするのを痛烈に批判している。

 

冷静に考えれば、世界の大半を独占する人間たちが、その欲望(一極支配)に従って「より野蛮な行動」に出ることは、誰にとっても自明の理である。しかしながら、民主主義を心から愛していない連中にとって、こうした議論を展開すること自体が「陰謀論」であり、具体的な行動を起こせば「挑発」とレッテル貼りされる。

 

 

 

 

マスコミに載らない海外記事 『本当のワンワールド政府陰謀はアメリカ合州国の一極覇権』より

 

渦中のウクライナ騒擾の際に、日本の公安庁がそれまで「ネオナチ団体」と認定していた『アゾフ大隊』を、その定義から「削除した」そうな。

 

いやはや、本当に「わかりやすい」というか、このタイミングで一体『誰の命令』で動いているのかが一瞬で類推できます。

 

 

かつて『しばき隊リンチ事件』を知るキッカケとなり、辛淑玉文書シリーズを書く際にお世話になった『世に倦む日日』さんのブログでも、今回のアゾフ関連の記事が執筆されています。

 

動画。「マリウポリの現状を語るニコライさん」。市民たちがネオナチのアゾフ連隊が犯した罪を告発

 

いわば「極左暴力集団」のしばき隊が日本を支配すると想像していただければ、如何にウクライナの現実が異様なものかは理解できるでしょうし、それを支持している欧米諸国の「欺瞞」が一挙に詰まった内容です。

 

 

 

その「欺瞞」の根源を辿れば・・・、いま私たちが理解している「世界観」が、必ずしも正しいものではないことが明らかになってくる。資本主義発展の阻害要因となる『ソ連打倒』のために、ヒトラー勃興当時、彼を積極的に支援したアメリカやイギリスがあり、この両国を支配する国際金融資本のシオニストたちが、現在のロシアや中国との戦略的提携にヒステリーになって、各地の極右勢力をけしかけているに過ぎません。

 

そこに「自由」や「民主主義」というものは欠片もなく、どこまで行っても『自分たちの利益(他者から奪い続ける)』という視点しか持っていないのです。

 

 

<参考資料>

 

2022年4月6日 『日刊ゲンダイ/夕刊フジ』記事

 

・2022年4月5日 『朝日新聞/読売新聞/毎日新聞/産経新聞/東京新聞』記事

 

・マスコミに載らない海外記事 『本当のワンワールド政府陰謀はアメリカ合州国の一極覇権』

 

・同 『事態を常に悪化させるアメリカ干渉主義:言説のマトリックスの端からのメモ』

 

・同 『独占記事:ロシアとの戦争を固く決意しているアメリカのシオニスト政治家たち』

 

・同 『再びナチズムを偉大にする』

 

 

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