前回の記事

 

-友人がアニメ私塾『なぞる本』をやってみた その3-

 

 

・DAY28の課題

 

 

『アニメ私塾式 キャラ作画上達ドリル』 室井康雄著 宝島社 135頁より

 

前回の「少女編」につづき、今回は「青年編」へと移ります。

 

 

絵のレベル認定!!模写デッサンパース何をすべきか? - YouTube

 

 

 

『アニメ私塾式 キャラ作画上達ドリル』 室井康雄著 宝島社 131・133頁より

 

在日コリアン友人(拙ブログ共同管理者)のイラスト練習シリーズですが、あれから室井先生のキャラクター(素体込み)でなぞりまくった結果、「確実に上手くなった」そうです。

 

物事を単純化するスキルや、絵を「立体的に見せる」線の配置など、彼自身“独力では不可能”だった立ちポーズ歩きの描き方は、本書の後半に向うにつれ、詳しく解説されており、たくさんの練習(濃い/薄い)を通じて、しっかり頭と手に定着し、なにより『目が鍛えられた』そうで、これからオリジナルのイラストや漫画を描く際に、とても役立つ資料として活用し続けると大喜びでした。

 

シリーズを通じて、絵描きとして“大事な要素”は、本書著者である室井康雄先生(アニメ私塾)がおっしゃるように、いかに正しく「素体の構造」を理解し、それを紙の上に表現できるかに限っていて、特に動きのあるポーズ(走り/歩き)などは、ダイナミックな「シルエットとして捉える」のがコツです。

 

所謂これが『最高本(赤本)』でもご紹介されていた「外圧系」の作画メソッドで、友人の経験値としては「石膏デッサン」にも近いやり方だなと、あちらもキャンパスを一つの石膏に捉え、そこから絵を掘り出していく感覚で、しっかりと比率を取った上に、細部の緻密な描写が加わることによって、まるで「そこにある」ような説得力ある絵を作り出せるのです。

 

ゆえに、線画メインと漫画やイラストとは、陰影をメインで描くデッサンと若干距離があれども、“考え方”としては両者は決して対立するものではありません。

 

むしろ、石膏デッサンの勉強をすることによって、人物の色塗りで「どこが明るく、暗くなるのか」、他の図形や自然物モチーフのデッサンも併せて練習すると、とても表現力の幅が広がって、応用力ある絵を組み立てていけると思います。

 

 

・漫画イラスト倉庫 https://strongpaperline.tumblr.com/

 

 

<参考資料>

 

・友人の監修および写真資料

 

『アニメ私塾式 キャラ作画上達ドリル』 室井康雄著 宝島社

 

・Youtube動画 『絵のレベル認定!!模写デッサンパース何をすべきか?』

 

 

<ツイッター>

 

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