今回は、ガラリと趣向が変わり、以前在日コリアンの友人が、今は亡き母方の祖父さまが、大学時代(1940年代)の先輩から購入された物件(平屋の一軒家)についてのレポートをご紹介したいと思います。
実際、友人は生まれて一度も行ったことがなく、プライバシーの問題含め、詳しい事情は割愛して、今現在「どういう状況になっているのか」と、当物件をチェックする上で、先月栃木の山奥(旧別荘地)に、母方の祖母さまらと一緒に向かいました。
まずは、お出かけ前におばあちゃんちのワンちゃんから(U^ω^)♪
まずは高速を飛ばします。
栃木といえば、何より『御用邸』が有名ですが、
眼下に広がる美しい情景が、目に沁みますなぁ(>_<)b‐☆
まずは、役所に向かいますが、物件が那須町(なすちょう)にあるらしく、その役場へと直行します。
綺麗な小川を発見!
途中、無人の『黒田原駅』が、なんとも可愛らしく、ノスタルジックだったので、思わずパシャリ。
当該役場に到着します。
役場の雰囲気も、おちついた感じで、職員の方の丁寧な応対を受けます。
場所が特定できたので、いざ現場へと向かいます。
おっと、、、何やら雰囲気が怪しくなったきました(笑)
もうここから旧別荘地へと入ります。
ちなみに、この建物も「無人化」し廃屋となっています。
昔は綺麗だったんだろうな・・・。
そして、いっそう奥まった「原生林地帯へ」・・・。
ちなみに、右側の藪の向こうに、在日コリアンの友人の『母方ご一家の別荘』がありますが、完全に埋もれてしまっています。
友人は早々にギブしましたが、ご家族の方が、原生林を分けながら、決死の撮影を試みます。
無論、今も友人のご家族の「所有地」なので、無断での立ち入りは厳禁です。
中には、廃墟探訪をYoutubeにアップして、「当事者が亡くなっている」もしくは「音信不通」を良い事に、許可なく人様のプライベートを見せびらかしたりする方がいらっしゃいますが、私としては、まともな大人としての「常識」が欠ける行動だと思いますので、そういうことは絶対にやるべきではないと思います。中には固定資産という税金をしっかりと国へ納めていて、所有権をしっかりと確立し、たまたま現場に居合わせない方が、もし動画を見たときに「どういう気持ち」になるか(それ以前に法律違反になります)、一度行動を改めるべきでしょう。
話はもどり、他にも「〇さんの土地」という、同じ在日コリアンと思われる立て看板があった場所もあり、ここがその昔、綺麗に整備された別荘地であったことをうかがわせます。
そして中は御覧の通り(祖母さまの手が写っておられます)。
完全に雨漏りが浸透してしまい、内装が腐って、崩壊が始まっています。
こちらは、長い年月と台風が相まって、屋根が吹き飛んでしまっています。
こちらは、とても時代を感じさせる台所で、友人も私も、こういうものは初めて拝見いたします。
友人の感想「めっちゃ開放感ある~w♪」(←っておいw)
ちなみに、中にあった家具や冷蔵庫も「全て盗られた」らしく、別荘というものは、とても維持管理が大変であり、ご高齢になるばなるほど、それが切実となってきます。
ちなみに、この別荘の「元の所有者」は、今は亡き母方の祖父さまの「大学時代の先輩」であり、それを買ってほしいとのことで、当時サンゴンイン(在日企業家)であった、友人のおじいさまは承諾されたそうです。
友人の会話においても、ぶっちゃけた話、建物を壊し、いくら土地を整備したところで「その横のおうち」が、同じく原生林の廃墟なものだから、おそらく『買い手はつかない』のだろうと思っています。県に土地を手放すか、万が一、この先「リゾート化!」なんてゆう流れも、一応想定しつつ(可能性は激ウスだろうが)、判断は保留というのが現状とのことです。
そんなこんなで、最後は地元のおいしいご飯と、きさくで優しい方々に「おすすめ温泉」をご紹介していただき、『栃木の旧別荘探訪』を終了しようと思います。
もちろん、ラストのワンちゃんのお散歩も欠かせません(>_<)b‐☆
<参考資料>
・友人の画像提供および現地レポート・感想