マスコミに載らない海外記事

 

『トランプを覆すアメリカ:ロシアとは和平せず』

 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/post-e954.html

 

 

言説による支配、言葉によるロビーイング、嘘は事実よりも強しで、後者はあまりにも儚く痛ましいものです。

 

その「嘘の頂点」に立つアメリカ、殊にその中枢たる『ワシントン帝国』内部では、他国の主権を一切認めず、自国の覇権だけこそが至上とする「ネオコン・ドクトリン」の名の元に、仮に自国の「安定」を求めるなら、それはイギリスや他のヨーロッパ諸国、そして我が国日本やオーストラリアのように、「臣下」として生きる運命を背負わされます。

 

トランプ大統領への「風当り」についても同様、アメリカではごく一部の専門家(スティーブン・コーエン氏、レーガン政権時代の駐ソ連大使ジャック・マトロック氏)を除いて、マスコミはもちろん、右翼左翼も問わず、狂ったようなロシアへの敵意を剥き出しにし、ありもしないロシアゲート問題(2016年の大統領選で『ロシアの干渉』があったとする噂)も、何べんも嘘を言えば真実となるかの如し、「ヘルシンキで会った」という名目で、トランプ氏が悪魔のプーチンに取り込まれた「証左」として扱い、先の大統領選挙で不正をしたというデマについても、そもそも彼らがロシアを憎む理由はさておき(おのずと分かること)、アメリカの外交政策において、ロシアとの和平というトランプ氏の狙いへの支持は皆無です。

 

外交問題評議会会長、リチャード・ハース氏「“プーチンのロシアには、ならずもの国家として対応しなければならない」と宣言し、問題に関わる全員を代表して語りました。

 

結局のところ、世界は19世紀から何一つ「変わっていない」と見るのが正しいようです。

 

特に『西洋世界』においては、過去にアヘン貿易で私服を肥やした資本家や、人々の不幸に付け込んで、自分はそれを見ずに、もしくは遥か遠くで関わらずに済んでいるのだから、それでよいという倫理観そのものが欠落した人たち、もちろん戦争についても同様で、第一次世界大戦の中で、「平和」や「穏健」を主張する人々は、根こそぎ「敗北主義者」「無抵抗主義者」、極めつけは「売国奴」と罵られ、ヨーロッパを破壊しつくしたあの戦争で、一部の君主や上流階級のマネーゲームの対価は、大勢の人々の血で払われました。

 

私が思うに、おそらくアメリカの軍産複合体は、『世界一洗脳教育がうまい組織』だと認めます。

 

世界のほとんどの富を牛耳り、あらゆる資本や設備を持っていて、この強力なロビーに依存していないアメリカ人は、平和を支持し、その理由でトランプを選んだのに、ロシアとの和平を主張する大統領が、売国奴とレッテルを貼られるのを目にしているのです。

 

もちろん、既述の通り、それは本来我々が歴史書を通じて「何度も見てきた光景」なのです。

 

結局トランプ氏を攻撃する人たちにとって、「わが国(アメリカ)の諜報コミュニティー」を信じるか「プーチンを支持するか」「愛国者」「売国奴か阿呆か」という胡散臭い対立軸に落とし込んでいます。

 

 

<参考資料>

 

・マスコミに載らない海外記事 『事実ではなく、まったくのたわごとで作られているロシアゲート』

 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/post-b5b1.html

 

 

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