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いよいよ物語は最終章ですね。
先の「調理場の騒動」で、チェフン(ヤンの体)が部屋を飛び出して行方不明となったあと、放課後になっても、ついにもどらず、ヤン(チェフンの体)は職員室で、その情報を伝えます。
ソンリョ「どう!?先生(ソンセンニム)と相談してヤンの居場所はわかった?」
ヤン(チェフンの体)「いや・・・」
ソンリョ「もう!アンタたちどうしちゃったのよ!」
ちなみに、ソンリョはチェフンとヤンが「入れ替わった」ことを知りません。また補足として、朝鮮語や韓国語で先生のことを「ソンセンニム」、つまり日本語表記すると「先生様」となり、他には「ヒョンニム(兄様=お兄さん)」もあります。
また北朝鮮では、金正日総書記に対して「チャングム(将軍様)」という具合に、儒教文化の色濃い朝鮮半島では、目上の人への敬意を表す表現となります。また我が国日本でも、徳川幕府の将軍に「上様」としたり、皇族に対する敬称にしても、雅子妃に対して「雅子さま」や、美智子皇后に対して「美智子さま」と言い表すでしょう。
ソンリョ「まるで二人が入れ替わっちゃったみたい・・・」
おっと、ここで核心的な発言をしますねー。
このカットのソンリョかわいいなw
ヤン(チェフンの体)(!)
ソンリョ「普段大人しいアンタがあんな大それた事するなんて考えにくいし、」
「ヤンもヤンよ、普段のあの子ならあんなミス絶対しないハズよ」
ソンリョ「こんなこと聞くのもヘンだけど・・・」
「アンタたち、本当に“入れ替わっちゃった”の・・・!?」
ヤバいヤバいばれるwww
この子するどいね。
ヤン(チェフンの体)「ソンリョ、」
「あんまフザけたコト抜かしてんじゃねーぞ」
ソンリョ「!!」
ヤン(チェフンの体)「この問題はあくまでも、アイツ(チェフンのこと)とオレ(ヤン)の問題だ」
「外野がとやかく詮索する事じゃねー・・・・」
なんだか、二人が入れ替わって時間がたったせいか、喋り方まで男みたいになるヤン(チェフンの体)。
ヤン(チェフンの体)「“オレ”は“オレ”さ」
「何もかわっちゃいねーよ」
ソンリョ「ちょ・・・!」
「私それでも納得いかないのよ!!ちゃんと説明してよ!」
ややこしくなってきましたが、ヤン(チェフンの体)は、ソンリョに悟られまいと、あえて彼女の意見を遮って、事の真相を隠し通します。
ヤン(チェフンの体)(チクショウ・・・・・・チェフン(ヤンの体)、どこに居るんだよッ!!!)
“彼女”としても、チェフンのことが気になり、“彼”の場所がわからない限り、このまま永遠に体は入れ替わったままです。
それは絶対に避けねばなりません。
一方、ここは学校正門。
いましたww
こいつ、途中でバックレようとしてましたw
とことんヘタレですね。
チェフン(ヤンの体)(うう・・・)
(これからどうすればいいんだろ)
(ヤンには本気で嫌われちまうし、未だ体ももどれずじまい、)
(もう、生きていく希望なんなんて・・・)
この世の絶望に浸るチェフン(ヤンの体)。
まだ諦めるのは早いぞ。きっと戻れる手段はあるハズだ!
すると・・・。
???「オイ」
チェフン(ヤンの体)「え!?」
なんと例の不良集団が再登場!!!
しかも多くの仲間を連れて、今回は前回のリベンジをしようと「殺る気マンマン」のかなりヤバい状況・・・!
不良A「今朝はよくもやってくれたなァ・・・」
「今度は本気(マジ)でコロしに来たぜ?」
彼の言う「今朝の出来事」といえば、物語の冒頭でチェフンらに絡んで、無鉄砲に彼らに脅しをかけようとした結果、あえなくヤンに返り討ちにされて、みっともなく逃走したのが思い出されます。
しかし今の“ヤン”の中身は、弱小でヘタレなチェフン君。
戦闘力で言えば、比較にならないほどのパワーダウンです。
案の定、突然の襲撃に慌てふためきます。
チェフン(ヤンの体)(ちょっと!?ウソなんでェ!?)
(なんでコイツらがここにいるの!!?)
(それも“5人”に増えてる!!!)
たしかに、私も実際に大勢の不良に囲まれたら、“彼”と同じ反応になりますね。
リアルじゃフクロが当たり前だし。
チェフン(ヤンの体)(ヤバいよ・・・!!!)
(怖い・・・!!!)
(体が・・・動かない!!!)
不良A「おいおい、今朝の威勢はどうしたよ?」
「オレをぶったおした時の迫力を見せてみろよ」
完全にチェフン(ヤンの体)を圧倒する不良たち。
絶対絶命です・・・!!
不良A「まるで中身が“入れ替わッた”みてェなヘタレッぷりだなァ!!!あのメガネのコゾーとよ!」
チェフン(ヤンの体)「ひッ!!!」
おいおい、コイツまで正体気付き始めているよw
ドゴッ!!
チェフン(ヤンの体)「!!!」
鈍い音と共に不良Aの振り下ろしたバットが学校の表札にぶち当たります。
表札はおぞましくヘコみ砕け、打ち付けた拍子にバットから飛び散った釘で、チェフン(ヤンの体)の頬をかすめます。
うん、こりゃヤバい。
不良A「あらあら」
「キレイなお顔にキズができちゃって半ベソかいてるよこの子」
不良A「オラオラァッ!!!もっと盛大に泣け!!!叫べ!!!」
「そしてオレのサディストの心を満足させろォッ!!!」
いやぁぁあああああああああああああああ!!!
コイツやばすぎ・・・w
リ〇ナ属性ありますね。
まだまだ蛮行は続きます。
不良D「ああー!もうガマンできねェーよ!!!」
突如チェフン(ヤンの体)の首元を掴み、その自由を奪います。
不良D「リョー(不良A)ばかりずるいぜェ・・・ 前からテメーみたいな女と一発ヤッてみたかッたんだぜェ・・・」
チェフン(ヤンの体)「~~~~ッ!!!?」
チェフン(ヤンの体)「え!?やっちょっ・・・・・・・ッ!!?」
不良D「おひょっ♡」
「白パンツじゃんかよぉ♡」
不良D「いざ、フェ~ドイ~ン!!!!」
チェフン(ヤンの体)「やだやだやだやだァッ!!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
とにかく、こいつらが理性なきケダモノであることがわかった。
このままでは“チェフン”が大変なことに・・・・・!!!
“ヤン”・・・・、はやく来てくれーーーーッ!!!
ドゴォン!
救世主キタ――(゚∀゚)――!!
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