前回の記事

 

-友人の没漫画(読み切り)を紹介してみる その7②-

 

 

いよいよ物語は最終章ですね。

 

 

先の「調理場の騒動」で、チェフン(ヤンの体)が部屋を飛び出して行方不明となったあと、放課後になっても、ついにもどらず、ヤン(チェフンの体)は職員室で、その情報を伝えます。

 

 

ソンリョ「どう!?先生(ソンセンニム)と相談してヤンの居場所はわかった?」

 

ヤン(チェフンの体)「いや・・・」

 

ソンリョ「もう!アンタたちどうしちゃったのよ!」

 

ちなみに、ソンリョはチェフンとヤンが「入れ替わった」ことを知りません。また補足として、朝鮮語や韓国語で先生のことを「ソンセンニム」、つまり日本語表記すると「先生様」となり、他には「ヒョンニム(兄様=お兄さん)」もあります。

 

また北朝鮮では、金正日総書記に対して「チャングム(将軍様)」という具合に、儒教文化の色濃い朝鮮半島では、目上の人への敬意を表す表現となります。また我が国日本でも、徳川幕府の将軍に「上様」としたり、皇族に対する敬称にしても、雅子妃に対して「雅子さま」や、美智子皇后に対して「美智子さま」と言い表すでしょう。

 

 

ソンリョ「まるで二人が入れ替わっちゃったみたい・・・」

 

おっと、ここで核心的な発言をしますねー。

 

このカットのソンリョかわいいなw

 

 

ヤン(チェフンの体)(!)

 

ソンリョ「普段大人しいアンタがあんな大それた事するなんて考えにくいし、」

 

「ヤンもヤンよ、普段のあの子ならあんなミス絶対しないハズよ」

 

 

ソンリョ「こんなこと聞くのもヘンだけど・・・」

 

「アンタたち、本当に“入れ替わっちゃった”の・・・!?」

 

ヤバいヤバいばれるwww

 

この子するどいね。

 

 

ヤン(チェフンの体)「ソンリョ、」

 

「あんまフザけたコト抜かしてんじゃねーぞ」

 

ソンリョ「!!」

 

ヤン(チェフンの体)「この問題はあくまでも、アイツ(チェフンのこと)とオレ(ヤン)の問題だ」

 

「外野がとやかく詮索する事じゃねー・・・・」

 

なんだか、二人が入れ替わって時間がたったせいか、喋り方まで男みたいになるヤン(チェフンの体)。

 

 

ヤン(チェフンの体)「“オレ”は“オレ”さ」

 

「何もかわっちゃいねーよ」

 

ソンリョ「ちょ・・・!」

 

「私それでも納得いかないのよ!!ちゃんと説明してよ!」

 

ややこしくなってきましたが、ヤン(チェフンの体)は、ソンリョに悟られまいと、あえて彼女の意見を遮って、事の真相を隠し通します。

 

 

ヤン(チェフンの体)(チクショウ・・・・・・チェフン(ヤンの体)、どこに居るんだよッ!!!)

 

“彼女”としても、チェフンのことが気になり、“彼”の場所がわからない限り、このまま永遠に体は入れ替わったままです。

 

それは絶対に避けねばなりません。

 

 

一方、ここは学校正門。

 

 

いましたww

 

こいつ、途中でバックレようとしてましたw

 

とことんヘタレですね。

 

 

チェフン(ヤンの体)(うう・・・)

 

(これからどうすればいいんだろ)

 

(ヤンには本気で嫌われちまうし、未だ体ももどれずじまい、)

 

(もう、生きていく希望なんなんて・・・)

 

この世の絶望に浸るチェフン(ヤンの体)。

 

まだ諦めるのは早いぞ。きっと戻れる手段はあるハズだ!

 

 

すると・・・。

 

???「オイ」

 

チェフン(ヤンの体)「え!?」

 

 

なんと例の不良集団が再登場!!!

 

しかも多くの仲間を連れて、今回は前回のリベンジをしようと「殺る気マンマン」のかなりヤバい状況・・・!

 

不良A「今朝はよくもやってくれたなァ・・・」

 

「今度は本気(マジ)でコロしに来たぜ?」

 

友人の没漫画(読み切り)を紹介してみる その2

 

 

-友人の没漫画(読み切り)を紹介してみる その3-

 

彼の言う「今朝の出来事」といえば、物語の冒頭でチェフンらに絡んで、無鉄砲に彼らに脅しをかけようとした結果、あえなくヤンに返り討ちにされて、みっともなく逃走したのが思い出されます。

 

 

しかし今の“ヤン”の中身は、弱小でヘタレなチェフン君。

 

戦闘力で言えば、比較にならないほどのパワーダウンです。

 

案の定、突然の襲撃に慌てふためきます。

 

チェフン(ヤンの体)(ちょっと!?ウソなんでェ!?)

 

(なんでコイツらがここにいるの!!?)

 

(それも“5人”に増えてる!!!)

 

たしかに、私も実際に大勢の不良に囲まれたら、“彼”と同じ反応になりますね。

 

リアルじゃフクロが当たり前だし。

 

 

チェフン(ヤンの体)(ヤバいよ・・・!!!)

 

(怖い・・・!!!)

 

(体が・・・動かない!!!)

 

 

不良A「おいおい、今朝の威勢はどうしたよ?」

 

「オレをぶったおした時の迫力を見せてみろよ」

 

完全にチェフン(ヤンの体)を圧倒する不良たち。

 

絶対絶命です・・・!!

 

 

不良A「まるで中身が“入れ替わッた”みてェなヘタレッぷりだなァ!!!あのメガネのコゾーとよ!」

 

チェフン(ヤンの体)「ひッ!!!」

 

おいおい、コイツまで正体気付き始めているよw

 

 

ドゴッ!!

 

チェフン(ヤンの体)「!!!」

 

鈍い音と共に不良Aの振り下ろしたバットが学校の表札にぶち当たります。

 

 

表札はおぞましくヘコみ砕け、打ち付けた拍子にバットから飛び散った釘で、チェフン(ヤンの体)の頬をかすめます。

 

うん、こりゃヤバい。

 

不良A「あらあら」

 

「キレイなお顔にキズができちゃって半ベソかいてるよこの子」

 

 

不良A「オラオラァッ!!!もっと盛大に泣け!!!叫べ!!!」

 

「そしてオレのサディストの心を満足させろォッ!!!」

 

いやぁぁあああああああああああああああ!!!

 

コイツやばすぎ・・・w

 

リ〇ナ属性ありますね。

 

 

まだまだ蛮行は続きます。

 

不良D「ああー!もうガマンできねェーよ!!!」

 

突如チェフン(ヤンの体)の首元を掴み、その自由を奪います。

 

 

不良D「リョー(不良A)ばかりずるいぜェ・・・ 前からテメーみたいな女と一発ヤッてみたかッたんだぜェ・・・」

 

チェフン(ヤンの体)「~~~~ッ!!!?」

 

 

チェフン(ヤンの体)「え!?やっちょっ・・・・・・・ッ!!?」

 

 

不良D「おひょっ♡」

 

「白パンツじゃんかよぉ♡」

 

 

不良D「いざ、フェ~ドイ~ン!!!!」

 

チェフン(ヤンの体)「やだやだやだやだァッ!!!!」

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

とにかく、こいつらが理性なきケダモノであることがわかった。

 

このままでは“チェフン”が大変なことに・・・・・!!!

 

“ヤン”・・・・、はやく来てくれーーーーッ!!!

 

 

 

ドゴォン!

 

救世主キタ――(゚∀゚)――!!

 

 

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