シリーズ記事の途中ですが、有名在日ブロガーのかっちんさんの記事より、この試合の中での日本人サポーターの態度は最悪でした。

 

北朝鮮に対する色眼鏡の報道が氾濫するなか、それらの眼差しは国内の朝鮮系在日コリアンにも向けられ、ひとたび敬意や礼節を重んじて、日本代表選手に対しても拍手を送っても、ツイッターで「何らかの思惑はあるのかもしれませんが」という一文を付けられ、中でも酷いが、なでしことの決勝戦での試合でした。

 

なでしこ敗戦後、ゴール裏でトラメガ使って罵声・怒号をうなってた輩がいたり、インスタより、表彰式が終わり優勝した北朝鮮の選手が場内を一周中に日本サポーターの前を通ったとき、投稿者らしき人物が『おい、○ねよ』と2回叫んでいました。

 

https://ameblo.jp/sanpurena/theme4-10011903201.html

 

 

これだけダサい人間がいるのだろうか。負けてもなお、北朝鮮の選手に対する露悪的な態度には、罵声を浴びせた者以外にも、正直マスコミの責任も否めません。

 

今回の事件を非難する人にせよ、残念ながら、多くの日本人が北朝鮮に対して、物騒な国、ゆえに、かなりの悪辣な態度で接しても構わないという姿勢が表れています。

 

現にこうやってスポーツに政治的姿勢を持ち出し、それが愚かなサポーターに限らず、日本政府スポーツ主催者側にもそのような態度が滲み出ていたということです。

 

 

東アジアE-1選手権 北朝鮮は賞金なし 連盟が決定(毎日新聞)

 

https://mainichi.jp/articles/20171208/ddm/012/050/092000c

 

 

また安倍政権は、北朝鮮代表選手に関して「制裁」を口実に、一切の外出行為を認めておらず、希望していた朝鮮学校での祝賀パーティーを、すべて禁止という行動に出ています。

 

 

こうした状況下で、在日コリアンがいくら努力しても、根本的状況は良くなるどころか、まさに焼け石に水の状況です。しかし、それでも日本の政策や報道に翻弄されようとも、今回見せたサッカーの応援姿のように、少しでも日本人への印象を良くしようと、懸命に努力されています。

 

まさにマイノリティの「性(さが)」と言えるでしょう。

 

 

ひるがえって、現実での日本人の態度というものは、東アジア選手権(E-1)のみならず「あちらの人たちって、よく知らないし、なんだかやばそう」という漠然的な感情でもって、疑問を解こうと努力したり、自国の抱える問題として、積極的に向き合わないのが事実です。少し前に拙ブログでご紹介した、李信恵氏らの一部の在日コリアンらが起こした暴行事件も含め、ただでさえ、日本人は偏見が強いのに、後の隠蔽行為も考えたら、もうマイナス1000点のような状況です。

 

だから私は批判しますし、少しでも矛盾を取り除いて、日本人の本当の敵は、自分たちを支配しているアメリカ政府そのものであって、在日米軍や少し前のアメリカ人たちの書き込みにしろ、あれだけ日本人をバカにして、蔑み、「外敵」から守る「保護国」のような扱いをする態度は、おぞましくも、彼らの本音そのものでしょう。

 

 

<参考資料>

 

・かっちんブログ『サッカー朝鮮代表(男女)帰国 25 (男子も今日帰国他)』

 

https://ameblo.jp/sanpurena/theme4-10011903201.html

 

・拙ブログ『‐在日米軍の是非をアメリカ人に聞いてみた結果 その2‐』

 

https://ameblo.jp/epikutetosu/entry-12336289651.html

 

・同『‐こんな連中の手足となって働く日本の現実‐』

 

https://ameblo.jp/epikutetosu/entry-12336721917.html