『辛淑玉文書』(一部抜粋)
https://mera.red/x%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%B4%E6%96%87%E6%9B%B8
※全文がこちらです→https://togetter.com/li/976995
私のブログ運営でお世話になっている海外ブロガーのMichikoさんより、今年始めに起きた、『レイシストしばき隊』による内ゲバリンチ事件を取り上げてみたいと思います。
事件の詳しい概要については、先んじてブログで詳細を述べている『ヨニウム』さんの記事より、それを引用する形で進めていこうと思います。
しばき隊リンチ事件を整理する - 加害者側弁護士文書と責任の順序
http://critic20.exblog.jp/25999863/
http://critic20.exblog.jp/25999863/
事件は2014年12月17日の午前1時前に始まった。北新地のワインバーでしばき隊5人が飲食している席にMが電話で呼び出され、店内に入ると同時に李信恵に一撃を受けている。この場面については、ネットに30秒間の録音が上がっていて、Bらが李信恵と被害者との間に入って取りなしている緊迫した様子が分かる。Mは言葉を発しておらず、双方の間に会話は発生していない。
その後、LKがMを店外に連れ出し、1時間にわたって60発の顔面殴打を続けるのだが、その残酷な状況については、高島弁護士がICレコーダーを書き起こして再現した。録音が40分を経過したときに、Mが店外から店内に連れ込まれ、そこで李信恵による「まぁ殺されるんやったら店の中入ったらいいんちゃう」の発言が出る。この経緯は、李信恵が謝罪文で書いている「事実」とは全く異なるものだ。その後、Mは再び店外に連れ出され、LKによる執拗な顔面殴打の後半戦が始まることになる。店外での暴行にはBも加わった。
1時間60発の殴打は前半と後半に分かれており、インターバルの時間に店内で李信恵の言葉が発せられている。事件現場となった北新地のワインバーは、雑居ビルの1階にあり、通路を入った奥左に店舗がある。カウンターだけの狭い小さな店だ。午前2時、李信恵がワインの写真をTwに上げている。
李信恵氏の謝罪文(一部抜粋)
http://critic20.exblog.jp/25999863/
※全文がこちらです→https://togetter.com/li/968837
ここだけを見ても、この事件が如何に猟奇的で陰惨なものかが伺えます。
これらの事件に関わった暴行者たちについては、言い訳も弁解も一切聞きたくありません。
特にこの李信恵氏については、民族衣装のチョゴリを汚し、それを野蛮な暴力の血に染めることによって、他の在日コリアンや、関係するすべての人々に拭いきれぬ被害をもたらしました。
そして、何十回にも渡る顔面殴打の暴行に加わった人間含め、お前たちに二度と差別問題なんか語らせない。人とは思えない鬼畜の所業をやり、特に「リンチ後の隠ぺい」には、男組の関係者である高橋直輝氏(本名:添田充啓氏)が深く関わっています。
※高島章弁護士のツイッターより(http://twilog.org/BarlKarth/date-160513)
主水氏がリンチにあった経緯、リンチ後の隠蔽には、男組関係者、特に高橋(添田)氏が深くかかわっている。汚い男だ。入れ墨だけが汚いのではなく人間として汚い。腐っている。
— 高島章(弁護士) (@BarlKarth) 2016年5月13日
いずれにせよ、安田浩一さんの著書『ヘイトスピーチ「愛国者」たちの憎悪と暴力』(文春新書)で語られていた、「綺麗な被害者」である李信恵さん、私がどれだけ親身になって、あなたの項を読み通したか、あなたはもともとファッション誌などを舞台に、2006年ごろから韓国ニュースの翻訳を通じて差別問題を語られてきたようですが、今回の一件ですべてが吹っ飛びましたね。
少なくとも、あなたがネトウヨから「チョンは差別されて当然。殺されて当然。だって人間じゃないんだもん」「寄生虫」「反日記者」「朝鮮半島へ帰れ」「朝鮮人を追い込んでやる」というコメントを書き込まれて(同著191ページ)、それ自体はヘイトスピーチであり、断じて許すことはできませんが、そうした許すことの出来ないゴミどもの発言を「肯定する行動」をとってどうするのですか?
『保守速報』の裁判でも、もちろん「別次元」であなたを応援しておりましたが、今回の一件で、あなたが司法から適切な処罰を受けるべきだと私は思います。
<参考資料>
・『世に倦む日々』「しばき隊リンチ事件を整理する - 加害者側弁護士文書と責任の順序」
http://critic20.exblog.jp/25999863/
・高島章弁護士のツイッター(録音音声書き起こし)より
http://twilog.org/BarlKarth/date-160513
・『ヘイトスピーチ「愛国者」たちの憎悪と暴力』(安田浩一著 文春新書)
‐追記‐
皆さまに告知があります。
‐シリーズ記事保留のお知らせ‐