英語ブロガーのMichikoさんの記事『Trump’s Choices~和訳~ 』より、日々の国内ニュースを見ていると、トランプ氏は「傍若無人」「白人ファーストで有色人種を見下す差別主義者」「メディア弾圧者」のような印象を受けますが、果たして本当にそうなのでしょうか。


多くの人々がそのように思っている中、実は彼自身が、世界やアメリカを救う「稀代の救世主」なのではないかという指摘があります。


レーガン時代に財務長官補佐を務めたポール・グレイグ・ロバーツ氏が、当該記事の『トランプチョイス』にて見識を述べられ、私自身の感想も交えながら述べていきたいと思います。


※原文はMichikoさんのブログ『Cluttered talk blab blab blab』「Trump’s Choices~和訳~ 」より





http://www.paulcraigroberts.org/category/interviews/


その「トランプの選択」にて、核保有国同士の紛争の挑発による危機を自覚している一部の人類の「希望のひとつ」であり、実に20年の間にクリントン・ブッシュ・オバマ政権による「ロシアへの挑発」は、破産したアメリカを尻目に軍産複合体が画策した「再挑戦」であり、米国の安全保障協定の復権を促し、脅威を醸成し、長い間ロシアの影響下での出来事に対して、ウクライナでクーデターを画策したり、ロシアへのあらぬ疑いをかけてきました。


そうした「相手国境における戦争ゲーム」を仕掛けるのが得意なアメリカとしては、長きにわたる無鉄砲で、無責任かつ思慮のない行動の結果、ここ2週間前に、ロシア軍のプランナーが、アメリカ政府がロシアへのサプライズ核攻撃の準備をしているとの声明があげられたこと然り、こうした歴史的に類を見ない危機事態に対して、アメリカの大手マスコミは黙殺し、狂った政府の人間たちは、ロシアが、アメリカがロシアを攻撃しようとしているから「先制攻撃をしかけるしかない」という心理状態に陥らせたことです。


かつての冷戦時代は、双方が数知れない「偽の情報」を受け取っていて、その中には「ICBM(大陸間弾道ミサイル)が向かってくるとか」、そうやってお互いに「緊張を低めようと」努力していたのであり、概ね「危険信号」は信用されませんでした。



しかし今のアメリカ政府は違います。


今までないくらいに緊張を高め、そうなれば、お互いに「偽の危険信号」を信じてしまい、果ては核戦争という形態にまで発展し、地球は滅亡の域に達し、その責任はただ一人アメリカだけにあるということです。


そうした核戦争の結末について理解力のある人たちは、トランプ氏が、ロシアとの関係を正常化すると強調したことによって、ほっとしていました。


しかしそれらの人々は、アメリカ政府内や、民主党内や、共和党内や、軍再複合体や、アメリカではメディアとして通用している太鼓持ちにはいませんでした。


上述の人々が、半ば「発狂する」形で、トランプ何やってんだ、今までのアメリカの国是をぶち壊すのかと脅し、彼を破壊しようと躍起になっていることです。無論、それはトランプ氏がロシアとの講和を望もうとする理由ひとつに限られます。



535人の上下両院の議員の内ほぼ全員の530人が、権力の分散を侵犯する法案に賛成票を投じトランプ氏がロシアへの「制裁解除」を妨げました。


賛成票があまりにも多数で、「大統領の拒否権」に対抗できると思われるので、ホワイトハウスは、トランプ氏がサインすると発表し、彼がロシアとの関係を修復するという目標を断念し、投げ出しました。


ホワイトハウスは、「法案」(上下両院議員の画策)が拒否権に対抗できると思っているので、仮にトランプ氏が拒否権を発動しようものなら、直ちに彼が「ロシアのスパイ」で、かの国を守るために大統領になったということを証明することになると思っていました。


そうなれば、容易に「弾劾」に進みます。



次回は、トランプ氏自身がおこなえる「打開策」と、今彼がおかれている「立場」について述べていきたいと思います。



<参考資料>


・Michikoさんのブログ『Cluttered talk blab blab blab』「Trump’s Choices~和訳~ 」記事