【KSM】アンジェリーナ・ジョリー監督の戦争映画「アンブロークン」を米メディアが辛口評価 米国 絶対見るな・・プロパガンダ映画です



〈動画説明〉

2014/12/27 に公開

アンジェリーナ・ジョリー監督の戦争映画を米メディアが辛口評価「魂のこもっていない­作品」「映画化は難しい」―米国ネット

Record China 12月27日(土)11時10分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=201...



しかし、この東海新報ならぬ『KSM』という動画チャンネル、、、、やたらズラズラと説明が書き連ねていて、中身は嫌韓や反中・反朝、反慰安婦、「親日」を煽る台湾人の話や民主党を貶す記事にまみれて、ニコニコにもページを開設している「コテコテのネトウヨサイト」です。


現在この動画のページを見ていますが、右の『関連動画』欄はほぼ全てが「嫌韓動画」、ひとつにチーム世耕傘下の青山繁晴の安倍政権賞賛動画があるくらいです。


https://www.youtube.com/watch?v=L2JylnVDYHk(ページURL)




こうやって考えると、日々暇なネトウヨや、自民党ネット工作部隊のチーム世耕が奔走して、これらのページや動画を量産しているのだと推測できますね。




しかし結果はどうでしょうか。




アンジー監督の問題作「アンブロークン」が初日首位 正恩氏コメディーは興収100万ドル


【ロサンゼルス=中村将】クリスマスの25日に米国で公開された映画の中で興行収入が首位だったのは、第二次世界大戦で日本軍の捕虜になった元米兵の半生を描いた「アンブロークン」だったことが分かった。米映画の興行収入ランキングなどを発表している「ボックスオフィス」が発表した。


アンブロークンは米女優、アンジェリーナ・ジョリーさん監督。元五輪5000メートルの選手だった主人公の元米兵が日本軍の看守に再三、虐げられるストーリー。日本では反日的との声も上がっている。25日の興行収入は約1560万ドル(約18億7200万円)。


2位はディズニーのミュージカル映画「イントゥ・ザ・ウッズ」で約1510万ドル。

北朝鮮の関与が指摘されるハッカー攻撃を受けたが、無事公開にこぎつけた金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の暗殺を謀るコメディー映画「ザ・インタビュー」は約100万ドル(約1億2千万円)だった。


ロイター通信によると、映画は独立系など約320劇場で公開されたが、当初は公開から週末にかけての興行収入は2000万ドル以上と見込まれていた。(『産経ニュース』2014.12.27 11:11)



以下のように、実際は公開初日で高い興行成績を出し、「米メディア」が見るなと言ってたわりには、あっさりと首位になってしまいました。


反対論や誹謗中傷は主にネット内で行われましたが、ネトウヨたちはこの映画に激昂していて「アンジェリーナ・ジョリーがキチガイの反日ババアと分かっただけで収穫は大きい」「 食人とか慰安婦強制連行より酷い捏造だわ」「唇・ジョリー・整形ばばあが許せません」という具合に罵詈雑言を書き連ね、「気持ちの悪い唇おばけババア」など匿名性を理由に平気で名誉毀損をしています。もし仮にご本人が訴えたらアウトですが、そうしない立場である人と知った上で卑劣な行為を働いているのです。

私の界隈の例においては、作家の伊藤浩士先生に『岡田力』というネトウヨが仲間と共に自身のブログでリアルタイムに嘲笑や罵声罵倒を浴びせつけています。内容は『サンメリーダの梟(ふくろう)』などを筆頭に、「愛知の薄らハゲ」だの見るに堪えないもので、非常に低劣極まりない、また彼ら自身がアンチレイシズムの人々のコメントを改ざんしたり、矛盾発言をたくさんしても素知らぬ顔で、堂々とヘイトスピーチを展開しています。(その直接的なやり取りの記事も載せておきます)


・『岡田力の「悪」を斬る』「日本から差別をなくす方法」

http://ameblo.jp/okadamamu/entry-11959085441.html#cbox


・『伊藤浩士とのブログ』「ヘイトスピーチが政治問題として認識され始めた年、1。 」

http://ameblo.jp/raika2001/entry-11969354352.html



そんな傍若無人なネトウヨたちですが、彼らがさんざんネットでネガキャンをしたにも関わらず、逆に映画がヒットしてしまったので狼狽を隠せません。案の定ネットの書き込みでは「ちゃんと抗議しないと、これを事実だと思い込むアメ公が大発生するぞ」と慌てる始末です。



今回の問題にしろ、裏で中韓のマネーが動いたとか、創価学会員の影有りとか、それは色々と憶測や陰謀論が飛び交う「いつもの風景」でしたが、監督を『アンジェ李ーナ・ジョリー』とコリアンか中国人にもじったりする根底の思考だったり、少しでも日本の批判を許さないという形で「反日映画」とあらかじめ結論づけました。

まあこれは実際ネトウヨと関わっていて肌で感じることです。


「俺たちネトウヨさまは『愛国』のためならどんなヘイトスピーチや罵詈雑言を吐いてもかまわない」、「『ク○喰い人種』である朝鮮人や『カニバリズム』のシナ人の異論は一切認められない」と狂ったように喚きたて、「愛国者」である俺たちと意見が違うから反日だ、日本人であれば反日的な言動をするはずがないから在日か売国奴だ、といった証拠も示さない主観に基づく一方的なものでしたが、ネットのなかではこれが通用するようになってしまい、異論を述べるものはネット右翼が寄ってたかって潰すということが当然のように行われるようになってきました。


実際私が今回の『アンブロークン』の内容を検索してみたところ、検索1ページ目からネトウヨの罵詈雑言で埋め尽くされ、正しい情報が得られませんでした。

まさにこれこそが、ネットにおける「ネトウヨ支配」を象徴するもので、日夜ネットに心血を注いでいる彼らにとって、「反日」と称したでっち上げの情報を出せば出すほどネガティブキャンペーンになることを熟知していて、事実とは異なるデマを流しまくって自分たちの世論を形成します。これは長いあいだネトウヨたちがネット世界で構築してきた代表的な手法です。


そうすることによって、何も知らない人が、たとえば『アンブロークン』ってどんな映画だろうと検索をすれば、たちまち多くのネトウヨ情報に接して必然的に「反日映画だ」という結論に至ってしまいます。また付随するものとして、それに反対したり観たいと思う人に対しては「在日」や「売国奴」だのとレッテル付けられることも忘れてはならない事実です。



結果、ネットにはびこるネトウヨの工作は、本当の世界とは異なる「虚構と誇張の世界」であり、『米メディア』が絶対に見るなと動画の紹介もありましたが、数百あるテレビチャンネルがあるアメリカにおいて、ほんの一部の情報をまるで絶対論のように振りかざして、もしかしたらまったくの無根から出発したものかもしれません。悪意ある「誤読」と「曲解」の名のもとに、西村幸佑やテキサス親父などの「海外工作班」含め、日本国内におけるネット情報は、政治分野を筆頭にネトウヨに支配されております。

しかしここで注意しておきたいのは、それは「ネットの世界」だけであって、リアルな「世界」とは違うものだということです。ゆえに今回の出来事も映画が暫定一位を獲得したり、ネトウヨがしっかりと工作したにも関わらず、実を結びませんでした。それもそのはず、リアルな世界はネットとは別れて「自立的」に動いているのですから、彼らが「シロをクロ」と言ったところで何も影響はありません。