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エフエムからはヴュータンのVnコンチェルト。
いかにもパールマン!!って感じですね。
今朝・・・と言うか未明に突然G線が切れた。
あっ、ヴァイオリンのですよ・・・。
切れるときに鈍い音がしたのはわかっていたし、
多分ほつれ始めたA線だろうと思ったから、なんかショックです。
こういうときに限って替えがない。
やむなくごそごそとビオラを出して顎に当ててみる。
眠気覚まし。
ビオラとの出会いはフォーレのレクイエム。
ヴァイオリンの譜面を渡されたときにかなりの衝撃を食らった一曲。
ほとんど出番なしで、ペラペラの製本。
なんか物足りない・・・。
この曲ってビオラが滅茶苦茶活躍するんです。
たまたま自分の先輩が、当時始まったチャイコフスキーコンクールの楽器製作部門(今もあるのかな?)で優勝して、
知人がその方の製作したビオラを持ってるよ~と言うのでお借りして猛特訓。
だって読めないんだもん、アルト記号。
何故だろうね、ピアノ譜は何の苦もなくト音記号、ヘ音記号を同時に解読できるのに・・・。
ずるいけど、アルト記号をト音記号に読み替えて3rdポジションでとりながら音を並べていく。
鈴木メソッドで育った子どもたちのように楽譜を数字でぎっしり埋めながら・・・。
あとはCD聴きながら耳コピ(笑)
顎がつりそうになった記憶があります。
当時は
東京ヴァイオリン製作学校を設立した無量塔蔵六(むらたそうろく)先生のセミナーに通ったり
○京楽器の工房によく遊びに言っては白木の楽器をいじらせてもらったり、
最後は、工房で自分のイメージでスタイルから色までリクエストをして一本作ってもらいましたが・・・。
思い立ってクレモナまで足を運んでストラディバリウスの工房を見せていただいたり、何をしたかったんだろうな、あの頃の自分(笑)
無量塔蔵六先生の言葉でとても印象的なものがあります。
「不思議なんですよ、初めて作って鳴らした音と言うのは一生ついてまわるんです」
これって当たってると思うんです。
クリエイターの多くは初めて世に生み出したものを超えようともがき苦しみながら一生を過ごす。
作家だってそう。
まだ処女作を超えられないなあって言う評価はよく聞くし、本人が一番それを感じてる。
俳優、女優もそれを超えたときにようやく一人前。
原点回帰。
ふとそんな言葉がよぎった朝でした。