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主観です。
読んでくださっている俳優&女優業の方、ごめんなさい。
エフエムから新妻聖子さんの歌声が流れてる。
「レ・ミゼラブル」の中の一曲。
彼女の歌はそのまんま聴く人の感情をも引きずり込みます。
感情移入のできる人、できない人。
これまで何度かオペラやミュージカルの演奏をさせていただきました。
本番間際になると、オケ合わせも始まります。
舞台の上では振り付けの確認が始まってます。
主役級の方々は華やかなキャリアを持った方々ばかりです。
だけど、時々これはミスキャストだなって言う場面に行き当たります。
当然監督が罵声を浴びせます。
時にステージに駆け上がって体をわしづかみにしての熱血演技指導が始まります。
オケ人には絶対考えられない光景です。
辱めを受けるのを極端に嫌うプライド高きオケ人が、もしこんな状況にされたら、恐らくそのまま消えていきます(笑)。
ステージの上では今にも泣き出しそうな準主役のソプラノ歌手。
何度も何度も繰り返し同じ台詞をやり直しさせられてます。
まわりの方がハラハラしてものすごい緊張が走ります。
でもね、その役になりきれるかどうか。
自分をすべてさらけ出して裸になれるかどうか。
「さあやれ」って言われて人間なかなかそう簡単にできるもんじゃない。
でもあっさりやってのける人が中にはいるのも事実。
日ごろはまるでフツーの子なのに、ステージにあがったとたん、オーラ全開。
演じてる人のパーソナリティは全く消えて、配役の人物が完全に憑依、からだに乗り移ってしまってる、みたいな。
多分、どこかでプツって切れる瞬間があるんだろうな。
吹っ切れる瞬間。
自分の殻を破る瞬間。
昨今のオペラブームで若い世代にもオペラ歌手を夢見る方が増えてきました。
歌と語りと演技とすべてを表現できないといけない。
自分を無の状態にして、あらゆるキャクターが肉体と精神の中にすっと入って来れるよう常に開放しておく訓練。
それが大事なんだろうなと思う。
自分が何かを創作するときは、やはり自分で書こうと思っても絶対書けない。
表現したいと思って空中を彷徨っているエネルギーが自分の中に入ってくるのをひたすら待つ。
自分はただそれを組み立てなおして書き写すだけ。
自分に色々な不安や邪念があるときはどんなに頑張っても一行も書けない。
自分を解放する訓練、環境づくりが常に必要。
よこしまなことばかり最近考えてる自分(涙)
・・・座禅でも始めようかな。