僕と主治医と薬と精神病院 | 愛と幻想の薬物

愛と幻想の薬物

病んだ精神を癒やすために、体験を基にし、エッセンスとしてのホラを加えながら『さいはての地』での記憶を辿ります。
妄想、現実、ありがちな経験をもとにした物語です。

今日は通院している精神病院の定期診察日である。
最近の目論みは遅々として進んでおらん。
漠然と咳止め(ブロン錠)の購入頻度半分以下にはなったが、まだ飲んでいる。
バカじゃねーか俺。

子供のイタズラみたいな咳止め薬の乱用は
『さよなら』の方向性は保持するけれど、コデインを用いた実験的な目論みはどうなるか主治医の先生にまかせる。

それとは別に今朝、また新しい目論見を持った。
今日から睡眠薬を飲まない。勝手に試してみる。
それというのも、このところ睡眠薬の効果が望ましくない。
夜寝るとき(夜七時半くらい)、三種類も飲んでるのに
昨夜なんか四回も目覚めて、タバコ吸ったりビールを飲んだり落ち着かない。朝は六時くらいに起きた。

それで今日から睡眠薬を飲まないで横になろうと目論見だ。
なんか逮捕後、依存治療目的で病院にかかるようになってから睡眠薬を処方されているけど、さすがに四年も毎日睡眠薬なんか飲んでたら作用も弱まるわな。

初めて睡眠薬やデパスを飲んだときの体感は
『なんかボーッとして思考力が低下した気分』だった。
それで主治医の先生に相談したら、

『睡眠薬は筋弛緩剤に近い作用があるので、確かに思考力は低下します』
そう言われたが、毎日酒だけじゃつまんなくて睡眠薬を飲んでラリホーになり卒倒していたが。

取り敢えず一時的に睡眠薬を体から抜く。
二週間くらいかかるのか?
エビリファイとデパスとリスペリドンは便利なので、適度に服用する。


それより...二日前から風邪をひいてしまい、気づいたら鼻水が垂れていて、バカにしかみえない(泣)。
あと頭がボーッとして目と目の間がモワァっとする。
だけど咳止め乱用の本来の使用目的の鎮咳作用が珍しく正しく作用しているようだ。

難しいというより無理なのだが
コンサータとコデインを最大量まで処方してくれたら、悪い遊びへの関心も少しは薄れるだろうに、全く残念だ。

厚労省の賢い人達は、薬物依存症のバカが合法覚醒剤の服用で日々を意欲的に過ごすより、依存症のバカは依存症らしく違法覚醒剤の乱用で日々を残念に生きてパクられる人生を『是』としているが、懲り懲りだ。