※この記事では主にPS4版について書いています。Steam版のリージョンロックについては言及していないことをご了承ください。
今回は、北米版バイオRE3を買うとマルチ対戦ゲームとしてついてくる「バイオハザード レジスタンス」のオンラインが出来ない話がガセである根拠と私的考察を書いていこうと思います。
まず、何故レジスタンスだけが出来ないのか。
SNSやまとめサイトなどでは次のように噂されています。
- 日本国内アカウントで北米版バイオRE3本編を遊ぶことは可能だが、レジスタンスは日本国内アカウントで遊ぶ事が出来ない。
- 理由はオンライン接続時の認証突破不可であるためで、北米アカウントではレジスタンスを遊ぶことは可能。
つまり、日本国内アカウントで北米版バイオRE3は遊べても、レジスタンスをオンラインで遊ぶ事が出来ないと言われています。
そもそもプレイ不能と言われている「認証」とは一体何の話なのか?
色々なオンラインゲームを遊んでいる方からすれば少し考えるとわかる話をしていきます。
仮にレジスタンスがIP認証により出来ないと仮定した場合、日本国内IPアドレスでは出来ない事になるので、北米アカウントであろうと出来ない事になります。
その場合はVPNを通すといった方法で無理やりできると思いますが、ラグが酷くてまともにできるか怪しい状態です。
次に、ゲームのリージョンやパッチのバージョンによって弾かれる場合では、北米版の方が日本版の方と一緒に出来ない事はあっても、アカウントによってリージョンロックされた例がありません。
※例として、GTA5はPS3時代から日本版は海外版を遊んでいるプレイヤーとマッチングできないようになっています。これはPS4版でも同様です。
そもそも、リージョンロックの話はPS2時代の頃にあった話で、PS3以降のゲーム機はゲームソフトに対してリージョンフリーです。
今の時代では少々考えられません。
そして、この噂の出所が5chのスレとなっており、ソース元が無ければ何の脈絡もなくこの話題が出てきたので、信ぴょう性の無い話が独り歩きしていった結果であると言えます。
詳しい内容はこちらのスレの500目以降から。
今回は、フレンドから言及してほしいと言う依頼もあって書いてみました。
北米版は、より激しいグロ表現や無理なムービー編集が無く(例として暗転ドーンは有名)、素の表現のままで遊ぶ事が出来るので私としては北米版を遊んでみるのはとてもおすすめです。
以前書いた日本版と北米版の違いについてまとめた記事がこちら。
しかし、北米版は米$のPSNカードやPayPalなどを通じて購入する手間や、日本版と比べて14時間ほど遅れてプレイ解禁となる点(EST/UTC-0500を基準としているため)。
プレイステージョンのサポートにもある通り、海外ゲームによるトラブルのサポート対象外となる事を覚えておきましょう。
最後に、今回も実況者などでニュージーランド版を買う人はいるのだろうか。
こちらの記事にまとめていますが、ニュージーランド版は時差の関係で4時間ほど早くプレイする事が出来ます。
ちなみに、バイオRE3発売日はサマータイム期間となっているので、誰よりも早くプレイしたい方は検討してみても良いでしょう。
以上で、バイオハザード レジスタンス 北米版を買うとオンラインが出来ない話はガセである根拠と私的考察でした。