自分は働いてお金は遊ばせる日本人 | アジアを中心にお仕事しています。

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書いています。

もしもしQさんに面白い記事がでています


引用です
http://www.9393.co.jp/moshiq/kako_mos/2008/08_0320_moshiq.html


自分は働いてお金は遊ばせる日本人

お金は日本語でおあしというように、
足があって
人のふところから別の人のふところに動く性質を持っています。
従ってうまくお金を働かせる人とそうでない人とでは、
同じお金でも働き方に雲泥の差が生じます。




一番横着な人は、
お金をそのままタンスの中にしまい込んでしまいます。
タンスの中にとじ込められた預金は動きがとれませんから、
働かないばかりでなく、
うっかりすると空巣に狙われてしまいます。



そこで大抵の人が当分、使わないお金は
銀行や郵便局へ持って行って預けます。
しかし、郵便局は預かるばかりで、お金を貸してくれないので、
住宅ローンを組んでマンションを買う必要の起った人は
銀行預金に切り換えます。




その時のために銀行の信用を得たい人は
ふだんからお金を定期預金にして銀行に預けておきます。
銀行から借金をする必要のない人も
家においておいて空巣に狙われるよりはと言って、
さしあたり使うあてのないお金は定期にして銀行に預けます。





定期預金にすれば、当座預金よりも高い金利をもらえるからです。

定期預金はずいぶん長い間、
1年物で6%の金利がつくのが常識でした。
銀行は預かったお金を企業に貸してその倍くらいの利益をあげ、
預金者と半分分けをしたのです。






お金を運用する術を持たない人にとっては
願ってもないシステムでした。
ところが、バブルがはじけて産業界がピンチにおちいると、
政府は破産に瀕した銀行や産業界を助けるために
6%あった預金者金利を1%そこそこまで引き下げた上に
20%も利子税を添加するようになったので、
金利で生活することは不可能になってしまいました。





昔は定期が満期になって、契約の更新に行くと、
帰りに貰った金利でデパートによって
キモノや洋服の新調ができたのに、
もう10年も前から、
パンとケーキくらいしか買って帰れなくなったのです。




それでも文句一つ言わず
銀行にお金を預け続けているのが日本人なのです。
お金は働きたくてうずうずしているというのに、です。