日本の友達から、老舗デパートのギャラリーラファイエットの巨大ツリーを撮影するように!との宿題が出たので、行ってきました。





ここはひとつ、ドーナツが浮き輪に見えてしまうという雑念を捨てて見ていただければ幸いです。


さて。
フランスのクリスマス=日本のお正月
という位置付けで、クリスマスには家族が集います。

となると、だいたいこんな感じでしょうか?
クリスマスツリー=門松
クリスマスカード=年賀状
クリスマスのご馳走=おせち
ジングルベル♫=もういくつ寝ると〜♫

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日本はクリスマスが終わると慌ただしくお正月飾りに切り替えますが、フランスは年明けまでゆったりとこの状態が続きます。
これが自然の流れなのでしょう。

クリスマスは家族と過ごし、お正月は友達とカウントダウンパーティーなどして過ごすのが、一般的なようです。

日本のテレビ番組が見られないので、今年は紅白を見ずに年越しする予定です。


【コートは背中が命!】
とは、ヴィンテージショップオーナーのパリジャンの名言。


ヴィンテージショップで、80年代のピエールカルダン、ニナリッチ、サンローランとたくさん試着させてもらいました。

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自分では背中の写真を撮ることができないため正面画像ですが、コートは面積が広いので似合うか似合わないかが明確です。

肩の張ったデザインや甘すぎるデザインはあまり似合っていません。

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パリジャンによる背中判定OKのコートはコチラ。
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広がるラインがかわいい!あなたに似合う!とパリジャンが絶賛してくれたので、コチラに決定。
(モデル気取りでコートの裾を揺らしています。)

80年代のギラロッシュ。
現在はビミョーなブランドイメージですが、ディオールのメゾンにピエールカルダン、サンローランと同時期に在籍していたデザイナーなので、やはりエレガントです。

彼の現役時代のコートだと思うと、背筋を伸ばさざるを得ません。

「両方お似合いですよ!」なんて言って、2枚とも売ってしまうこともできたのに、それをしなかったパリジャン。

厳選した1着を大切にする。
洋服を長く着るということはこういうことなのだと学びました。



この展覧会は本当に圧巻で見応えありすぎて、胸がキュンキュンして、大変なことになりました!

ディオールの創業70周年を記念する「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ展」。

まずは1947年の最初のコレクションのドレスがお出迎え。
ギュッとウエストを絞ったラインは有名です。

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展示物はオートクチュールドレスや帽子やジュエリー、バッグやシューズ、香水の瓶にいたるまで、厳選されて300点以上。
70年分の歴史の重みをズッシリと感じました。

創業者はクリスチャン・ディオール氏。

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せっかくなんで、歴代デザイナーのおさらいを。

クリスチャン・ディオール(1946-1957)
イヴ・サンローラン(1957-1960)
マルク・ボアン(1960-1989)
ジャンフランコ・フェレ(1989-1996)
ジョン・ガリアーノ(1996-2011)
ラフ・シモンズ(2012-2015)
マリア・グラツィア・キウリ(2016-)

アラフォー以上の方はガリアーノあたりからリアルなのではないでしょうか。


プレタポルテ(既製服)からオートクチュール(オーダーメイド)まで、ため息ものの作品。

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アトリエを彷彿とさせる展示もあり、職人さんの刺繍も見られました。

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個人的にはサンローランコーナーでズキュンとハートを撃ち抜かれ、以降メロメロでした。

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美術館付近に長蛇の列ができているのを何度か見ましたが、並んででも観る価値ありです。

もちろんキュレーターも美術装飾の方も有名な方だそうで、心からうっとりできます!


2017年7月5日〜2018年1月7日
パリ装飾芸術美術館


パリの長い冬が始まりました。

朝は8時まで真っ暗、夕方5時には日が沈んでしまうという日照時間の短さに加え、湿度が低くてピリッと辛口な寒さ。

東京で激混みの中央線で通勤していた私には全く必要なかったロングコートがいるー!

という訳で、ひざ下丈のロングコートを捜し求めてヴィンテージ巡りをしました。


とあるヴィンテージショップにて。

色よし、形よし、80年代サンローラン♡、コンディション良好、ディーテイル最高、なんと破格の300ユーロ前半。
もしやこれは運命のコートでは!

(ノーメイク、髪ボサボサ、アラレちゃん眼鏡で失礼します!)

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ところが、お店のパリジャンが「コートは背中が命!」と一喝。

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彼が親切にも写真を撮ってくれました。
運命のコートだと思われたものは右です。

「フロントはいいけど、背中が残念。
ヒールを履くならばまだいいけれど、あなたにとって最高の1着ではないようです。」

A面だけがんばっちゃったシングルレコードみたいな自分のB面に撃沈。


コートやジャケットは肩で着るものだと思っていました。

ところが、肩だけじゃなかった。
「背中」だったのです。

コートのみならず洋服全般、背筋をピンと伸ばして、「背中」全体で着る気概が私には足りてなかった…

てるてる坊主級のなで肩にかまけて、平気で猫背で生きてきた自分を猛省するに至りました。

ありがとう、パリジャン。
その名言、胸に刻みます。

コートは背中が命!




先日、パリで無事に誕生日を迎えました。
お祝いメッセージをどうもありがとうございました。

その日は日本から旅行で来ていたMちゃんに無理やり一緒にケーキを食べてもらい、いざオペラ座へ。

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オペラ座は建造物そのものも素晴らしいのですが、天井がシャガールの絵になっていたりして、なんともロマンティック。

食わず嫌いだったモダンバレエだけれど、難曲を全身全霊で演奏する諏訪内晶子さんのヴァイオリンに大興奮でした。
Mちゃん、ありがとう!


後日、ダンナがLe Troquetで祝ってくれました。
こちらは食通Fちゃん推奨のお店だけあって、大変美味でした。

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ちなみに、サバの煮付けに見えるものは鴨です。
大胆な盛り付けに、隣りの席のマダム達も「それは何ですか⁈」と。
マダム達も同じものを注文し、見ず知らずのマダム達とひと時の連帯感をも味わいました。


そして父母よ、いつもありがとう。

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生まれたときからブーちゃんだったことは認識していたけれど、実家でこの写真を見せられたときの衝撃ったらなかった…
ブーちゃんを通り越して、オッサン。


40代最後の1年を元気に過ごしたいと思います。
よろしくお願いします。