前回はパリでは黒の着用率が高いということをお伝えしました。


日本と同じ服装がパリの風景に馴染まないような気がするならば、パリの風景を観察しなければ!

今回はパリの風景の色について。

実は、フランス人のオッサンに「なぜパリの人は黒を着るのか?」と聞いたら、「黒はシックだし、高級そうに見えるからだと思うけど、知らん。」とバッサリ切り捨てられました。

その代わりに、オッサンらしくパリの建物のうんちくを語り始めました。

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ご存知の通り、パリにはこのように古い建物が多く存在します。
一戸建ての家がなく、大きな建物ばかりです。

1800年代後半、ナポレオン3世の時代にオスマンさんという知事がそれまでの建物を一掃し、再建築した建物がそのまま残っているそうです。

オスマンさんは石の材質、建物の形などをストイックに規定したそうです。

石はパリの地下から掘り出した石。
経年変化のせいかグレーがかったクリーム色で、雨が降るとグレーが強くなります。

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遠い昔、パリは海の底だったそうで、確かに海っぽい石です。
よく見ると、貝の化石跡があります。

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当時は建物のバルコニー位置まで揃えるように規定されたそうです。

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我が家周辺はなんとなく揃っていましたが、バルコニー位置についてはバラツキがありました。

オスマンさんが建て直さなかった古い時代の建物もありますし、近年建て直された新しい建物もあります。

色も形も規定された時代の建物が主流となり、このような風景になります。

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狭い路地を歩いていると、パリってごちゃごちゃしてるなと思うのですが、風景として大きく捉えて見ると統一感があります。

改めて写真を見ると、シックでグレイッシュです。
確かにシックな黒の装いはパリの風景とはマッチします。

イタリア在住のMちゃんに依頼し、フィレンツェの風景を送ってもらいました。

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パリとフィレンツェは風景の色が全く違うことがわかります。


東京のFちゃんが東京で観察を続けてくれていますので、Fちゃんの観察結果も併せてまたご紹介したいと思います!

色についての観察はまだまだ続きます。