認知症ごはん 2日目
勤労感謝の日、寝坊しました。
<朝ごはん>
お母さんは、ほっておくとトーストなので、多分それを食べた模様。
間に合わせに10時のおやつとして、MCTオイルを小さじ1.5杯くらい入れたコーヒー(Dazai Coffeeブレンド・三鷹のコーヒー屋さん松井商店)とナッツ類を出す。
ふふふ。食べてる食べてる。リスのように。
<昼ごはん>
介護度3の父のお風呂の日なので、早めのお昼を父に作る。冷蔵庫の中の余り物を使ってご飯(リゾット)。味がうすいと不評。「ええ、だってお料理ならったことないもの。」と開き直る。
お風呂の後に、母と私の食事。不評リゾットに塩と胡椒を加える。母は、人が作ってくれたものならなんでもおいしく食べてくれるから、大好きだ。「お父さんはどうでもいいけど、お母さんは長生きしてね」と言っておく。父よ、もうすこしほめろ。
サラダには小さじ2杯程度のMCTオイル。
ドレッシングは市販のドレッシング。母が記憶が特に曖昧だった半年前に大量に買い込んだのだ。でも、良い油のものに代えたいなぁ。
そしてデザートこそ、本日のおすすめ!
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MCTオイルが6gも!
ココナッツオイルの権威、Mary Newport博士によると「大さじ2」を1日に摂取ということだけれど、認知症の人は多めに摂取するのがいいようだ。
「大さじ2」=15cc × 2= 30cc
グラムっていうのがよくわからないけれど、少なくとも小さじ1杯はいけてるはず!?
ココナッツオイルに副作用的なものはないようだけれど※1 ※2だけど、急にとりはじめるとおなかがゆるく人もいるそうだ。
母はとりあえず、大さじ2弱を目指す。もちろん人に勧めるのだから、責任をとって私も一緒にトライする。少し体重が増えたとしても、それは仕方あるまい。
味の詳細は、また次回!
<夕ごはん>
夜はお母さんが自分一人でご飯を作ってくれた🍳
すごい!ありがとうお母さん!
母はなにを作っているのか忘れる状態から、さらに悪くなって「調理できなくなる」ところに足を突っ込んでいる。「何を作ればいいのかわからない」「どうすれば」「死にたい」と泣く状態が数週間前に起こり、私は途方に暮れ、色々と悩んだ。
「ご飯を作ってもらえる」というのはとても幸せなことなんだなぁ、と今更ながら感じた(だめな独女と笑ってくれたまえ)。きちんとそんな幸せを噛み締めて、毎日のご飯をたべてくださいね、みなさん。
当たり前の幸せは、すごい幸せ。そんなことに気がつく毎日。今は母が居てくれる幸せを感じて、できる限りのことをできる間やろうと思ってる。
母はいつも何品も作ってくれようとする人なのだが、今はいつ作ったかわからなくなって、作ってすぐに捨ててしまう。だから、あまり作りすぎないように気をつけている。冷凍のフライドポテトを阻止したのは、そのため。
※1 このブログは医学的な記述を含みますが、詳細や真偽はご自身で調べてくださるようお願いいたします。私も必要に駆られて個人使用のために読んでいるだけであり、医学的知識はまったく持ち合わせておらず、あくまで英語は私にとって外国語です。
※2 11/26 追記 ご指摘をいただきました。ココナッツオイル推進派は「副作用ない」とすることが多いようですが、副作用もやはりあるようです。肝臓が弱い人などには負担になるようです。気分が悪くなったり、頭痛、喉の痛みなどの症状が現れることもあるそうです。
《参照》
Mary Newport博士の本は日本語にもなっているようです。
私が見たのはインタビューでしたが、ご参考までに。