ドリームスペル/13の月の暦の、隠された計画 | KOZYo(^O^)oHAPPINESSのブログ

KOZYo(^O^)oHAPPINESSのブログ

ブログの説明を入力します。

ドリームスペル/13の月の暦の、隠された計画


The Hidden Agenda of the Dreamspell/Thirteen Moon Calendar
http://www.calleman.com/content/articles/hidden_agenda.htm

Carl Johan Calleman



ホゼとロイディーン・アグエイアスによって考案されたカレンダー: ドリームスペル/13の月の暦が、「マヤンカレンダー」として、世界の多くの人々に知られるようになった。この暦システムは、マヤ人に用いられたことがないという事実にもかかわらず。先住民、特にマヤ人の見解を反映する組織である Saq Be(霊性研究協会)のアダム・ルーベルは、こう述べている:

「ドリームスベルとアグエイアスの業績に関して: 私が思うに、ここに出席している皆も分かっていると思うが、この暦システムは、どんな関連性においても、マヤの伝統とは明確に区別される必要がある、ということが明らかにされてきた。[・・・] これは、混乱と誤った伝達を止めるための、長老たちの意向である。

このマヤの長老たちの意向にも関わらず、この暦システムの指導者の多くは、あやまってこの暦をマヤのものであるとして提示してきた。これはたいていの場合、真のマヤンカレンダーについての知識がないことによるものであるが、一方、ドリームスペルカレンダーを教える人々が、この暦の起源と、なぜこの暦が考案されたかについての十分な情報を提供していないことも理由にあげられよう。

13の月の暦/ドリームスペルとして知られるカレンダーの構造は、基本的に以下のようなものである:

それは、ひと月28日の13の月をもつカレンダーを使用することを私たちに提案する。

- それは女性周期(生理周期)と関連すると示され、これに7月25日の「時間をはずした日」が加えられて太陽年の365日となるようになっている(13×28+1=365日)。

これに関連付けて、マヤンカレンダーの260日から借用されてきた20の神聖キンと13の数字のカウントがある。しかし、ドリームスペルカレンダーでは、シンポルは真のマヤンカレンダーとは完全に異なったやり方で日に対して関連づけられている。

人々はこのシステムにおいてマヤのツォルキンの日とされるものを誕生日に与えられ、それは「銀河の署名」と呼ばれる。これはマヤ人がある特定の日に対して過去、そして現在も使っている聖なる暦のシンボルとは異なっている。何千人もの人々が、これを真のマヤの日文字だと間違って考えているのである。


どうしてこのシステムがマヤのものといえようか?  ツォルキンカウント(260日カウント)において使われるサインとシンボルを除いては、まったくマヤのものといえないのである。

まず第一に、古代のマヤ人は29日と30日を交互に繰り返す太陰暦に従っていた。他の多くの人々は、平均の29.5日を使っていた。これは、女性の(生理)周期と一致する。

しかしながら、現在多くの女性は、半ば人工的な光や現代世界でいたるところに見られる人工的なホルモン(訳注: 環境ホルモンなどのことと思われる)により、その周期が乱されているために、28日を「正常な」周期と信じるようになってしまったのである。

この考えはまさに、父権的な医療の構成概念である。それは女性の周期と満月の周期が同じく約29.5日であるというつながりの不思議の認識から、長い間脅かされ続けてきた。未だ今日多くの女性は、多くの男性同様、自分のホルモンが満月の日とリンクするという特別な感覚をもっている。13の月の暦は、このように、女性の自然な周期を無視し、自然な周期と一致しない、28日の数学的構造で置き換えるように求めたのである。


この13の月の暦では、7月26日が「新年」に選ばれ、ときにそれが「マヤの新年」と呼ばれるのをあなたは聞いていると思う。

現実には、いわゆる13の月の暦のこの固定された最初の日は、本来のマヤンカレンダーシステムのまさに反対を映し出しているのだ。新年のはじまりの日をこの日に固定したことは、ユカタン半島のマヤンカレンダーの伝統を、真に封じ込めて終わらせることとなった。

未だ生存しているキチェ-マヤ人の間では、古代の時代、マヤンカレンダーにはグレゴリオ暦のような暦に直接換算できるような、固定された「新年の日」はなかったのである。

固定された新年の日を持たない、伝統的なマヤンカレンダーの特異性は、今日非常に重要である。これは、世界のほとんどの暦と異なり、預言的なマヤンカレンダーは機械的な時間や天文学的な周期には従っていないことを意味しているのである。13の月の暦は、これと対照的に物理的な年に基づいている。


それでは、7月26日の起源とは何であろうか? 

もちろん、時に主張されるように、シリウスの旦出(地平線から昇る瞬間)ではない。なぜならそれは古代のユカタン半島では7月13日か14日に起こっていたのだから。

代わりに、それはマヤ人によりハアブ(haab)と呼ばれる、365日の長さの暦の中に見つけられる。ハアブは、太陽年の長さより1/4日短いため、ハーブ周期の最初の日は太陽年を重ねて時がたつにつれて、ずれてくるのである。

それゆえ、固定された新年の概念は、完全にマヤには調和しないものであった。1541年にユカタン半島がスペイン人に征服されたときまでは。

この征服の時点で、ハアブ暦の始まりの日を、グレゴリオ暦の7月26日とするようになったのである。

続くマヤ人のキリスト教への強制的改宗の間に、マヤ人たちは彼らの伝統的な暦を強制的に手放させられた。そのスピリチュアルなエネルギーは、スペイン人の司教からは偶像崇拝とみなされ、事実上すべての書物が燃やされることとなった。

このキリスト教に対する、そして聖人やクリスマスなどの祝日を含んだ教会年への適応の一部として、マヤ人たちは以前は移り変わっていたハアブ周期の最初の日を、スペインの征服がなされた時点の日付に凍結しなければならなかったのである。

この凍結は、ユカタン半島におけるマヤンカレンダーシステムの効果的な終焉を意味し、機械的・天文的時間システムへの転換を意味したのである。

7月26日という日付(それは、スペイン征服後のマヤ人によって書かれた本に記録されており、マヤンカレンダーの焚書を扇動したランダ司教から記録されている)は、このようにユカタン半島のオリジナルのマヤンカレンダーシステムの終焉の象徴なのである。私の見解では、これは祝福、というよりも、哀悼的な理由なのだ。

しかし、、グアテマラのハアブやツォルキン(Cholquij)のような古代のカレンダーシステムの興味深い側面は地下にもぐり、現在のマヤ人の間でその高冷地で現在まで生き残ってきた。考古学的資料から、神聖暦は古代よりキチェマヤのディキーパーにより、変えられることなく保存されてきたことが実証されている。

私自身の見解は、この特有の真のツォルキンカウントは、人類の未来へのギフトであると思う。
もし我々がそれを正しく使うことができれば、である。

今日、ますます多くの人々がこの聖なる暦を使いはじめ、それが描写する時間のエネルギーを体験しはじめている。マヤの見解では、260日の神聖暦はもっとも重要であり、他のすべての暦がその周囲を周る、まさに中心となる暦である。

未来の世代の時代のために、人々がこの暦を必要とする時のために、それはずっと変えられることなく保護されてきた。そして、多くの人が言うところによれば、それは「今」なのである。


特にマヤ人が真の神聖暦を何千年もの間使用してきたことを考慮すると、これは、なぜアグエイアスが新しい神聖暦(260日)、ドリームスペルカレンダーを90年代初頭に考案したか、という疑問を提起する。

この背後には、隠された意図があるのだろうか?  この疑問をもつことは、この暦の発明が実際、真のツォルキンカウントの存在を置き換え、否定するように機能してきたことから、より一層妥当な疑問と考えられる。


この置き換えの理由は、常に上手い具合に秘密にされてきた。そしてドリームスペル/13の月の暦ムーブメントの中にいる人々は、まず滅多にこの問題を調査しようとはしない。

ロイディーン・アグエイアスはドリームスペルカレンダーの共同考案者であるが、しかしながら私たちに神聖暦を置き換えるためになぜドリームスペルが開発されたのか、について、1997年のCrystal Skywalder Day Reportの中で書いて、いくつかのヒントを与えている。


ドリームスペルにおけるすべての知識は、変えられない知識である…. もし我々が自分自身に対して考えれば、「私は新しい知識の98%に同意できる、しかし残りの知識については私は受け入れられない」 そして私たちは、エゴがどのように入り込み、知識の歪曲をもたらし得るのかについて、考えなければならない。「あなたは新しい知識に対して100%忠実であるという約束を理解しなければならない。Valum Votan (私の解釈ではホセ・アグエイアス)が示すもので、神の計画と一致しないものはない。


これらの記述は、追随者を自分のグループに確保したいという欲求と同様に、独裁支配と同様のメンタリティを表している。

当然のことながら、ロイディーン・アグエイアスは、彼ら特有のツォルキンカウントがどのように時間に固定されたかの決断に関して、決定的な役割を果たしていた。

13の月の暦ムーブメントの中で、ロイディーン・アグエイアスはしばしばBolon Ik、9の風、とみなされていた。それは古代の中央アメリカの伝統で、ケツァコアトル、羽の生えた蛇の光の神に伴うエネルギーである。

このように、彼女の誕生日(1943年5月15日)には、9の風(kin22)のエネルギーが与えられた。これがアグエイアス夫妻によって選択されたツォルキンカウントの固定点であった。そして結果として、追随者は彼女を光の神とともに認識するようになったのである。

同様にして、うるう日を除くと、ホゼ・アグエイアスの誕生日(1939年1月24日)は11の猿(kin11)となり、この配置においては彼は猿、すべてがそれを中心にして回る中央の日文字、織り手(the weaver)、になっただけでなく、二人ともが誕生日に11と22というマスターナンバーをもつようになったのである。

明らかに失言と思われるが、ホセ・アグエイアスはkin11を「Varum Votanとしてデザインされたもの」と話している。明らかに、より多くの人々が彼らのカレンダーに従うほどに、よりこれらのアイデンティティーが増強されてきたのである。それ故、この特有のツォルキンカウントの追随者である人々は、その創始者に中心的役割を与え、自らの生命を彼らの周りに同期させることになるのである。


この暦は「よく機能する(this works)」もしくは「シンクロニシティ(同期的秩序(synchronous order))」への入り口点(entry point)をもたらす、という意見を、ドリームスペルカレンダーの追随者の間で一般的によく聞く。

上記のとおりだとすると、それに関連して尋ねるべき質問は、

しかしながら「何に対して機能する(Works for what)のか?」

そして、「誰の同期的秩序なのか?」ということである。

このカレンダーのその特有の仕組みをもって、その考案者のシンクロニシティ(同期的秩序(synchronic order))への入り口(entry point)として、この暦がよく機能することは、当然のことだと思うし、ほかの沢山の人々が同様にこれらのエネルギーにひきつけられてきたことを考えても、それがよく機能することは同様に当然だと思う。

しかしながら問題は、神聖時間計画のシンクロニシティの秩序への入り口(entry point)を捜し求める人々が、実際の入り口から遠ざけられることや、何かまったく異なるもの、すなわち二人の人間のエネルギーと、リーダーシップの中心的地位に自分たちを置くという彼らの個人的な計画の中に引き入れられてしまうということなのである。

こうして、特にその追随者が彼らの生命が同期している対象に気づかせてもらえてこなかったために、この仕組みが暦の創始者に少なからぬパワーを与えてきたのかもしれないと、私たちが疑うのには道理があるのである。


ここに、現在起こっている隠された計画があり、そして私はこのドリームスペルカウントの起源を秘密にしておくことが倫理的であるかどうかと、問いたいと思う。

特に人々が真のマヤンカレンダーシステムについて暗闇に置かれたままであることは、非常に高いリスクがあるからである。

真のマヤンカレンダーは、生きている死んでいるに関わらず、このようにどんな人間の個人的エネルギーや計画にも従ってはいない。

代わりに、途切れることなく記録されてきた伝統的なツォルキンカウントは、神聖な創造プロセスのダイレクトな反映であり、世界は今特にそれを知る必要があるのである。


残念ながらドリームスペルカレンダーは、真のマヤンカレンダーと比較して、何か長所があるからという理由ではなく、これらが何年も教えられ、使われてきたから、という保守主義的な理由から、今も使われている。

今日、これは平等主義的な暦ではない(もしくは女性的暦ではない)という圧倒的な証拠にも関わらず、まったくの惰性によって比較的沢山の人々が間違った見せ掛けに引き込まれ、この暦はその存在を保っているのである。


私は誠実の名のもとにおいて、ドリームスペル/13の月の暦は今この暦についての真実を告げ始めるべきであると感じている。

この真実の一部としては、マヤの長老がこの暦をマヤンカレンダーと間違う混乱を望まないことであり、これはマヤ人によって使われたことがない暦であるということである。

マヤの長老たちの言葉によると: 「混乱は終わらせなければならない」 そして、これが多くの人々のためであるだろう。

ドリームスペルの教師たちは又、人々に対して明確に、ドリームスペルカウントの起源と、どうしてこの暦が真のマヤンカレンダーを置き換えるために考案れたのかについてについて説明するべきである。

これは人々に情報を伴った選択、インフォームドチョイスをする機会を与えるためになされるべきである。

ドリームスペルの間違った説明による混乱の継続の代償は、多大である。このカレンダーシステムは、人類を覚醒(enlightenment)と自由へ導くために決定的な役割をなす真のマヤンカレンダーシステムという財宝への道を妨げてしまうのである。