大阪府貝塚市
元パン職人が教える
酒種酵母パン教室 epaisエペ 淡路厚子です
先日レッスンで生徒さんが
「この酒種酵母まだ使えますか?」
と、ご自分で種継ぎされていた酵母を持参されました。
瓶を開けると、ほわんと甘い香りの後に酒種酵母特有の鼻に抜けるような風味がしました。
「酒種酵母の香りがしてるので大丈夫ですよ♪種継ぎしてリフレッシュしてくださいね。」
とお答えしました。
酵母って見た目だけでは、どんな状態なのか分かりにくいですよね。
酒種酵母は、
甘味の中に、少しの渋味と苦味が混ざり合った味が良し
とされています。
それってどんな味?私なりの言葉でいうと(あくまでも個人の感想です)↓
甘さ控えめな甘酒で、最後に苦味と少しの炭酸が抜けていくような味
それが日が経つうちに段々と
甘い香りに変わり、
甘ったるい香りへと変化します。
味の方は、甘酒から少し日本酒寄りに変わって、後味が日本酒のようになります。
それもそのはず酒種は、日本では古来から、日本酒を造る時の発酵源として使われているんです。
酒種酵母もずっと発酵を続けていくと
お酒になります。
※家庭でお酒をつくることは法律で認められていません。
私は普段から、酒種酵母をかき混ぜるときにぺろっと味見をしています。
味を見たり、発泡具合を確かめたりすることで、酵母の状態を知ることができます
酒種酵母は10日に1回位の種継ぎをおススメしています。酵母が元気でとても良い状態は種継ぎ後1週間くらいかなあと思います。
旨味や深い味わいの酒種酵母、料理に使うのも良いですね
お肉や魚の下味に使ったり、ご飯を炊くときに少し入れたり、
こうじには、たくさんの健康パワーや美容パワーが期待できるそうですよ
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