画像の荒いところではありましたが、オンタイムで、香川真司のプレミア初ゴールを見ることができました。
香川真司らくしない「ごっつあんゴール」が、プレミア初ゴールというのも不思議な感じがしましたが・・・。
いずれにしても、開幕2戦目で「ゴール」という結果が出たことはどんな形であれ、喜ばしいことですよね。
ルーニーがベンチスタートであり、それでもスタメンに名を連ねた訳ですから、それだけファギーの期待も大きいということでしょう。
選手層が厚く、試合日程のタイトなマンUというチームの中で、常に試合に出続けるのは困難なもの。
だからこそ、出場の機会を与えられたこの時に、結果が欲しかった訳ですが、それが形はどうあれ結びついた訳ですから及第点でしょう。
試合の中での香川真司は、正直、ゴール前でのアタッキングサードで前を向いて勝負するシーンはほとんどありませんでした。
そもそも攻撃において、なかなか香川真司にボールが回ってきませんでした。
スピードとサイド攻撃を得意とするマンUの中で、香川真司のプレースタイルは異彩を放つものであり、まだまだ香川真司が輝くところ、欲しいところでボールが出てこないといったところでしょうか。
中盤の底に下がって、ボールにタッチすることはあっても、ゴール前でリターンを貰えることはほとんどありませんでしたからね。
でも、そんな中でも、得点できたことは、大きいですね。
どんな形であれ、チーム内で点が獲れる選手であることを示したことで、今後、チーム内での信頼も増してくるでしょうからね。
結局、後半途中でルーニーと交代しました。
で、そのルーニーが怪我を負って1ヶ月近い離脱が濃厚。
今まで以上にチャンスは巡ってくると思います。
そういう時にこそ、トップ下で結果を出すことが求められますね。
トップ下で結果が出ないとなれば、左サイドハーフやボランチでの起用も考えられます。
香川真司が欧州で評価されているのは、あくまでトップ下での狭いスペースから仕掛けられ、得点に結び付けられる力。
この力をプレミアでも是非とも発揮してもらいたいものです。
この試合を見る限りでも、プレミアはフィジカルが強い印象を受けました。
ドリブルでも、ゴリゴリと進んでいく感じだし、はやり攻守の切り替えの速さやスピードが特徴的なリーグだと感じます。
そんな中で香川真司が輝いている時間はまだまだ少ないといえます。
まだまだこれから。
チャンスをものにして、マンUの中で変化をつけられる選手へと、成長していってもらいたいものです。
香川真司に立ちはだかる壁は決して低くありません。
クラブが期待する結果という面では、とてつもなく高い壁があると思います。
しかし、香川真司なら、一つ一つ乗り越えていってくれると信じています。
シーズンを通せば、結果が出ない時期もあるでしょう。
それでも、何かをやってくれる男。
いつも俺たちの期待を越えていく存在。
それが「香川真司」。
このプレミアでのビッククラブでの挑戦も、同じように・・・。
願っている。