私の自宅には、40型の薄型TVが1台しかない。
家族は、嫁さんと3歳の息子。
息子は、HD録画してある、「アンパンマン」や「機関トーマス」、「お母さんといっしょ」など、時間を問わず、気分に応じて視聴のオファーがくる。
「○○見たい～っ」と･･･。
そこで、問題となるのが、サッカー開催時間帯と息子の「○○見たい～っ」が重なった時。
私は、息子に、「パパにも見せて、順番こしよっ」といいながら諭すのですが、嫁さんが息子の味方に入って、こんな一言を。
「サッカーを録画してたらいいやん」と。
嫁さんはサッカーが嫌いでないく、私がセレッソの試合を見ていたら、いつのまにか一緒に見ているくらいにだし、日本代表では、とりあえずフルで見ているレベルなんですが。
で、録画すればいいという嫁に対して、私は必死に説くのです。
「サッカーはLiveで見ないと、その価値はガタ落ちなんや！」と。
で、私は、浴びせるように続けます。
「サッカーを「Liveで見ること」は、寿司でいえば、『カウンターの寿司屋で大トロをたらふく食う』ようなもの。
一方、録画していて、その結果も知ってしまって見るサッカーは、『大トロでも、スーパーで作られたお寿司で、賞味期限間際のものを半額で勝ってきて、更に一日冷蔵庫で寝かしてしまったくらいの品質の大トロ。分かる？ サッカーは鮮度が命なのよ」 と。
サッカーを『大トロ』に置き換えているのは、私の勝手な妄想ですが、大トロの味は比較するまでもありません。
で、更に続けます
「それだけ、サッカーはLiveで見るのが命で、録画していても、今のご時勢、結果情報をシャットアウトして見ないことも難しい。 だからどうしても、サッカーはLiveで見たいんやっ」と主張するんです。
それでも、嫁さんは、「言っていることは分かるけど、却下。」という形で、なかなかLIVEでフルに見られなかったりするんです。
息子が保育園に通っていることから、なかなか自分の見たい番組が見れないこともあるんですが、それは私も同じかと反論したくるのです･･･。
が、嫁さんは、悲しいかな、パパは大人なんだから「息子に見させてあげたら･･･。」という意見になってしまうのです･･･。
「パパは我慢しなさいっ」と。
結果を知ってからの録画であれ、結果を知らない録画であれ、サッカーという名の『大トロ』をスカパーであれ、毎週見れることは非常に恵まれていると思います。
しかし、やっぱり大トロが、カウンターの寿司屋屋で食べれるなら、食べたいじゃないですかっ。
だから、今日も、嫁さんと息子と戦います。
息子には、我慢してもらうのではなく、サッカーの面白さを伝えて、一緒に見ようよ作戦で、今日こそは、「C大阪vs鹿島」をLiveで見ることパワーを注ぎます。
どうなることやら･･･。
無理だったら、PCかiPhoneの「オンデマンド」でLiveで見るしかないんですけども、大画面でサッカーは見たいものですよねっ。
追伸：
EURO2012は、結局、すべてスーパーの『大トロ』で完全に賞味期限切れになってしまってます。もう今更、見る気になれないというか･･･。
ほんとに、サッカーは生もののスポーツだとつくづく感じる次第です。