正直、家庭内のTV番組争奪戦で、スカパー観戦の権利を得たのは、20:30前です。
で、試合を見れたのは、後半30分前~試合終了までと、ハイライト程度です。
よって、多くは書けません。
試合の最後の方を見た印象程度を簡単に。
ネットで確認した際には、前半を0-1で折り返した事実だけは把握してました。
チャンネルを合わせると、2-1で逆転しているではないかと。
一気に観戦モードに入った途端に、矢島のループからレナトが押し込むシーンを目の当たりにして、2-2の同点に。
そんなところからのスカパー観戦だった訳です。笑)
試合結果は、後半41分に曜一朗がFKからのこぼれ球を強烈ボレーで、この日2点目のゴールが決勝点となって3-2で勝利しました。
後半25分くらいからの観戦でしたが、最後まで足が止まらなかったですね。
走り負けしてませんでしたし、一人一人がボールへの執着心がありました。
ボールを失えば、前からのプレッシャーで自由な球出しをさせず、中盤では2人3人と労を惜しまずに囲んではボールを奪っていました。
何度か、囲んだものの逃げられて、一気にピンチになるようなシーンもありましたが、中盤からボールを奪いにいくことが徹底されているように思えました。
また、奪った後は、攻守の切り替えが早く、まずは縦を狙って、そこがケアされているようなら、中央を経由して逆サイドへ展開と、相手の守備を広げようとする意図がはっきり見えました。
奪っては、サイドからを起点にしてクロスやカットインで攻撃を繰り返す。
シンプルながらも、中盤には、曜一朗・吉野・ブランキーニョ・丸橋・蛍と、若いながらも足元のテクニックは十分にある選手達なので、ちょっとしたリズムの変化やフェイントで緩急をつけて、リズムをかえて、攻撃のアクセントを作っていた。
だから、チームとしての老獪さなんかはないけれども、運動量があってスピードのある、そして、ちょっとした変化で怖さを感じる攻撃ができていたように思う。
ボギョン・清武・ジンヒョンの代表組が3人抜けた若いチームで、これだけ攻守において献身的に動き回って、ゴールを狙う姿は非常に好感が持てた。
このペースでいけば、何だかんだで最後にゴールなんて生まれるんじゃないのかな なんて思っていたら、後半41分の曜一朗のゴール。
泥臭くも、必死なってボールを追いかけて、ゴールを目指す。
そんな泥臭い中でも、諦めずに追い求めた結果が、3-2での勝利。
代表組の抜けたYoungセレッソにとっては、非常に自信に繋がる勝利だと思いますね。
自分達がやり続けているサッカーを、信じてひたむきに取り組めば結果が出るということを若い選手達が感じられたことは、チームにとって大きいと思います。
また、個人に目を向ければ、曜一朗が2得点の活躍。
20分弱しかプレーを見てないけれども、ドリブルでは、DFとの微妙な間合いにボールを運んで、股抜きでかわすプレーが多く見られました。意図的なのか偶発的なものなのかは分かりませんが、ぎりぎりのプレーの中でも仕掛けたボールは、逃げずにひたすら追いかける姿があったのは、彼が成長してきている部分かなと思います。
そういう姿勢が、今日の2点に繋がったんだと思います。
また、丸橋がSBではなく中盤に入りました。
ほんとに少しの時間しか見ていませんが、自分が見た際には、ボランチあたりでのプレーでしたが、どっしり構えて落ち着きのあるプレーは見ている側にも安心感を与えますね。
ボールテクニックはありますし、ちょっとのことでは倒れないフィジカルがあるので、ちょっとコントロールミスをしても、身体を預けて強引に自分の懐に持っていけるパワーがあるのは中盤の落ち着きどころとしては非常に効果的ではないかと思います。
日本代表での、本田圭佑のような感じをイメージしてしまいました。
それにしても、セレッソにとっては、ナビ杯とはいえ、ホームのキンチョウ・スタジアムで逆転勝ちとは、最高ですね。
今年のセレッソ大阪は、まだまだ伸びしろがあることを再認識させてくれた試合ではなかったかと思いますね。
この勝利を次にも繋げられるよう、自信や勢いを持続してもらいたいものです。
今後にも、期待!!