J1:第9節 札幌 1-0 C大阪 (スカパー) | E.P & E.F.L

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 腹立たしい。

 腹立たしいまま90分を終えて、勝点0。



 最下位でここまで勝利の無い相手とのホームの試合で、相手は、なりふり構わず闘ってくるのだから、難しい試合になるであろうことは想像できなかったのか?

 セレッソの選手達は、その準備が全くできていなかったように感じる試合だった。
 



 ピッチ条件は悪かったとは思う。

 ただ、それ以前に、明らかに「闘っていなかった」ように感じた。

 相手とサッカーをしだしたのは、後半15分を過ぎてから。
 最下位相手に、後手を踏んで、ガチガチに固められている状態から。


 それまでは、ミスのオンパレードでサッカーになっていなかった。

 強風・イレギュラーするピッチと外的要因もあって、パスワークが活かせず、全くペースがつかめない。

 相手を格下だと勘違いしているのか?ガムシャラさも足りない。

 特に、守備においては、球際など寄せがルーズだし、コースを消す動きも緩慢。
 明らかにCKを嫌がって、足を出すふりだけしていたプレーもあった。

 繋がれるよりも、CKの方が失点のリスクがあると考えたのかもしれないが、そういう緩慢なプレーの連続では、リズムなど生まれない。


 パスが繋げないなら、せめてボールを奪うところだけでも激しくいって欲しかった。


 前半の失点の場面は、一連のプレーがあまりにもルーズすぎた。

 茂庭が1対1で逆を取られたというものあるけれども、それまでの流れで激しくいけば、間違いなくゴール前までボールを運ばれない展開にできた。



 ボコボコのピッチでイレギュラーバウンド、強風。
 いい訳はいくらでもできる。

 ただ、相手も状況は同じだし、上位を目指すチームなら、外的要因の変化のにも、アジャストして修正できなければ、勝点を積み重ねることなんてできない。

 晴天、最適の気候、最適の湿度、最適のピッチでいつもサッカーができる訳ではない。

 その状況に合わせて、ピッチの選手達が、判断してプレーを選択していかなければ、今日のような酷い試合を繰り返すことになる。


 アジャストして、メンタルも試合に入り込んでいたのは、残り30分を切ってから。

 それまでは、自分達のプレーに折り合いがつかない酷すぎるものだった。


 それでも、勝点1でも得られれば、まだ救われる。


 しかし、勝点0で、見出すものを探すのが難しいほどの酷い試合。

 あるとすれば、永井龍がいつもより長い時間でチャンスを与えられ、及第点の出来を示したことくらい。


 「札幌まで行った目的は、うまいメシ食う為だけか? サッカーの試合してきたのか?」

 って野次りたくなる。
 (てか、もう野次ってるようなものだけど。)


 次、中2日で、ホームの試合が待っている。


 こんな失態、ホームでは絶対見たくない。


 せめて、誰にでもできることくらいはやってくれ。



 「相手と、闘え!!!」