鎮座地:新潟県新発田市天王(旧豊浦町)
御祭神:櫛名田姫命(奇稲田姫)
参拝日:2017年1月3日、2020年9月30日、10月11日、11月1日、11月23日
明治23年(1890年)、県道(現国道460号)が整備される際に、須佐之男神社の社殿と背中合わせで繋がる社殿を建て、櫛稲田姫を奉祀した。拝殿に掲げられた由来には以下の通り記されている。
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須佐之男命が出雲の国で八岐大蛇を退治しお救いした姫を櫛名田姫といい、後に二人は結婚し出雲の国、須賀の地に御殿を建て新居とされた。その時、須佐之男命が詠んだ歌が日本最古の和歌と言われている。
八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣つくる その八重垣を
今も須賀の地(松江市)に八重垣神社として現存し、須佐之男命と櫛名田姫命が縁結びと子孫繁栄、五穀豊穣の神として祀られている。
このような古事にならい明治二十三年、県道(現国四六〇号)の完成に伴い、郷土の名画工高橋耕雲氏の発願により、氏子の参道を得、縁結びと家庭和合を願い社殿の東面に櫛名田姫命を奉祀した。
鳥居
拝殿
奥は本殿ではなく、背中合わせの須佐之男神社
左が天王神社、右が須佐之男神社
御朱印
御朱印帳に直書きしていただいたのですが、書置きの御朱印には胡瓜のイラストが入っており、理由についてお聞きすると、昔、恙蟲など疫病から守ってもらうために御祭神の好物である胡瓜をお供えしたとう話を聞き、書置きも頂いてしまいました。お忙しいところ、お手数をおかけしました。ありがとうございました。