鎮座地:新潟市中央区旭町通二番町
御祭神:豊受姫命
参拝日:2021年1月6日
諏訪神社の拝殿左奥に鎮座する。明治16年(1883年)の神社明細帳に「新潟区旭町通弐番町 無格社・稲荷神社」とあるのが当社と思われる。同明細帳によれば、創立年月は不詳で、御祭神は豊受姫命、明治41年(1908年)に諏訪神社に合併と追記されており、諏訪神社拝殿の額にも「諏訪大神」「福一稲荷大神」と併記されているが、現在、福一稲荷神社は境内社として独立して祀られている。
神社明細帳は参拝後に確認したので、参拝時に御祭神は「宇迦之御魂神ですか?」とお尋ねしたところ、「そうです」との答えでしたが、「御朱印でめぐる新潟佐渡の神社(ダイヤモンド社)」に御祭神は豊受姫命と記載されていた。神社明細帳の稲荷神社も豊受姫命と記載されていたので、ここでは豊受姫命と記しておく。合併した稲荷神社と福一稲荷神社は別なのだろうか。次回お伺いしたいと思う。
と、記事をUPしたところで、公式HPを発見。御祭神は豊受神。約230年前に京都伏見稲荷より勧請し、諏訪神社境内に鎮座。明治41年(1908年)の新潟大火災により焼失し、諏訪神社に合祀されたが、昭和42年(1967年)に地元商店街をはじめ氏子信者により再建された。一心にお祈りすると十種の福徳をお授けいただける。と記載されていた。伏見稲荷大社の御祭神は宇迦之御魂大神だが、どのような経緯で変わったのだろうか。やはり次回お伺いしたいと思う。
御朱印
鳥居越しに社殿
社殿
【更新履歴】
2021年1月22日 初稿
2021年1月23日 記事追加