鎮座地:新潟県柏崎市高柳町岡野町(旧高柳町)

御祭神:彌都波能賣命(罔象女命)、黒姫神

     合祀:伊弉册尊、速玉男命、事解男命、倉稲魂命、石動彦命、

         石動姫命、天目一箇命、建御名方命、埴山姫命

式内社:鵜川神社 三嶋郡六座のうちの一座(論社)

 

 旧高柳町に鎮座。主祭神は彌都波能賣命(罔象女命)、黒姫神(奴奈川媛の母神とする説有)の二柱。黒姫山々頂に鎮座する式内社鵜川神社(論社)の里宮。
 平成19年に設置された社頭の案内板によれば、創設年月日不詳、柏崎市高柳町高尾黒姫山頂鎮座鵜川神社の分霊を勧請した。本社鵜川神社は深雪のため冬期間参拝ができなかったことから、当黒姫神社において祭典を執行し遙拝している。宮司大倉家系図によると、応永2年(1395年)黒姫山(鵜川神社)造替、同3年(1396年)当所(黒姫神社)拝殿造替とあり、黒姫神社の創設は応永2年(1395年)以前であることは確かである。鵜川神社の分霊(弥都波能売命(罔象女命))を勧請以前は、黒姫神を祭神とする黒姫神社であったと考えられる。
 明治42年(1909年)岡野町村字上の山・熊野神社(伊弉册尊、速玉男命、事解男命)とその境内社稲荷社(倉稲魂命)、同字石動神社(石動彦命、石動姫命、天目一箇命)、、字橋詰諏訪神社(建御名方命)を合祀し、昭和47年(1972年)には大字栃ヶ原(後谷)地神社(埴山姫命、建御名方命)を合祀している。

 令和となり4年振りに参拝し、御朱印を戴きました。

 

 

 

 

 

 

 冬囲いされています。

 

【更新履歴】

2017年12月17日 初稿

2020年1月18日 記事全文差替、御朱印、画像追加。