ヒラタクワガタの産卵セットを放置した結果、10月1日にショックを受けた私ですが、実はオオクワガタの産卵セットも反省なく2つ放置されていました。

 

 こちらは、セット①、②共に卵や幼虫のいる形跡が全く見られなかったので、今年は失敗と思っていました。

 

 セット①に関しては7月31日に1度割り出していました。この時は、ケース底面に幼虫が確認でき、期待しましたが、確認できていた1匹という結果でした。

 

 そうせ幼虫はいないだろうと思っていましたが、10月22日、割り出しました。

 

 セット①の産卵木。かなり齧られています。

 ケースの中のマットは

 一匹もいませんでした。気を取り直して産卵木へ。程よく手で割れました。すると

さらに

 

 セット①にはなんとか、2匹の幼虫がいました。

 小さい・・・

 

セット②は、

あまり齧られていません。しかし、材を取り出すと、コロンと1匹幼虫が

拡大

そして産卵木の中にも

①同様にこちらも2匹採れました。

 

 10月下旬でこのサイズですので、成虫でのサイズは期待できませんが、無事に羽化できるように育てたいと思います。ちなみに4匹とも菌糸ビンに投入。

 

 一方、7月31日にセット①から割り出した唯一の1匹は

 順調に成長していました。♂かな?菌糸ボトル2本目に入替えました。

 

 そして今年羽化しなかった昨年割り出した幼虫は

 何だか小さくなっているようです。エサもほとんど食べていないようです。潜ってもいきません。これはセミ化と呼ばれる状態でしょうか。温度管理に問題がある場合にセミ化するようですが、それとなく心当たりがあります。悪いことをしました。

 

 ちなみに、産卵セットの成虫、♂1匹とメス2匹は共に元気で、餌の食いも悪くなったので越冬に向けて準備ができているようです。