予定より広範囲に敷くことになった人工芝。追加エリアは桝や埋設物だらけ、それでもここまで来たのでやるしかありません。難所(手間増)が続きます。
まずは雨樋から雨水桝への貫通部。そもそも蓋がないので雨水桝のように余った桝の枠のようなモノもなく、3年位前に100円ショップで購入したコンパス的なカッターがあったのでこれを利用。
何とか切り抜いて
良い感じです。ちなみに雨樋の配管を分解できなかったので、丸く切り抜いたところから切れ目を入れて通しました。切れ目は上の画像の配管の裏側です。
次いで雨水桝と汚水桝。雨水桝は前回同様に余っていた蓋の枠(濡れ縁の下にあるヤツ)を使って、汚水桝は蓋と枠を取り外してカッターで切り抜きました。この2つは同じ人工芝のシート(1m幅)の中にあったので、位置合わせは慎重に行いました。四角い石は濡れ縁からの足場ですが、人工芝を切り抜かずにピンの変わりに重りとして置いています。ちなみに濡れ縁は二代目、初代は木製で腐りました。二代目はアルミと人口木(樹脂と木の粉)、こちらもDIYでした。
とりあえず、丸い飛石も重りに置いていますが、人工芝を敷かないエリアとの境界は直線です。これを自然なカーブにしたいと思っています。
ここまで来て問題発生。庭を照らすライト3つの内の1つ点灯しなくなっていたのでライトの交換が必要(当時のLED照明は電球の交換ができず、本体ごと交換)だったのですが、埋設された蛇腹の鞘管から既存の電線を引き抜くと、濡れています。鞘管の中に水が溜まっているのです。
管の位置は確認してピンを打っていたのですが、1箇所確認不足というか勘違いというか、真上に打ってました。でも掘るとギリギリ当たっていない模様
。ヒビや割れ目があってどこからか雨水が侵入したのか?しかし、溜まっている水はとても透明度が高い
まさか水道の配管にピンを刺し水道水が浸入しているのか。水道メーターのパイロットを確認しましたが、回っていない。ほっ
。
原因不明ですが、既存の鞘管は埋め殺しにして、新たに新設することにしました。ということで、人工芝、防草シートを剥がして、蛇腹の鞘管を新設します。
ちなみに電気工事は、幼馴染の電気屋さんです。土を掘ったりはもちろん私です。1度掘ると、時間が経つと土が雨などで絞まって沈下し、凸凹になるのでそこそこ転圧したつもりですが、無理だろうな・・・かといって自然に落ち着くまで待っていられないので即人工芝です。
なんとか一番端まで来ましたが、微妙に人工芝が足りないので端の方は継ぎはぎだらけです。
一丁前に芝目もあるので、向きを逆に使えず苦労しました。
雨水桝用に切り抜いた人工芝もカットして
もう1つの汚水桝の部分(縁石の端)まで行きたかったのですが、人工芝は継ぎはぎだらけで、これが限界。埋設物だらけなので、ピンを打つ場所は全て試掘で確認して打ちました(埋め戻したばかりなので、土が軟らかくピンがあまり効いていないです)。
端の直線部分も適当にカーブをつけてカットしましたが、なんだか違和感があります。
でもまぁ、こんなもんでしょう。
全景は
いくつか課題もありますが、人工芝はこれにて完了。長い道のりでした。
新設のライトも無事に灯りました。
ホントは以前と同じこれ↓が良かったのですが、
既に廃版でした。
ちなみに、課題は2つ。1つは、ホームセンターにあったジョイントタイプのこれ
こいつを、以前のピンコロ石で作った飛石のように、等間隔で人工芝を切り取って配置するか否か。
イメージ図(1つだけサンプルに購入)
デザイン的に悪くはないと思うけど、妻は人工芝にこんな人工物はイヤだと言う。そもそも天然芝の頃は芝を踏んで傷めないようにピンコロ石を埋めて飛石としていたけど、今回は人口芝だから踏んでも問題無し。単なるデザインの問題。せっかく緑が広がったし、1枚500円くらいなので、数を揃えるとそれなりのコストだし、ホントはやるつもりでサンプル1枚買ったけど・・・
もう一つの課題は、カーブに切り取った人工芝と土の部分の境界の処理。
大量に余ったピンコロ石をカーブにそって埋めようか、どうしようか。
人口芝ばかり書いてきましたが、天然芝エリアもあります。あまり手入れをしていませんが、日当たりが良いのでそれなりです。見比べてみると、人工芝の優秀さ(リアルさ)が良く分かります。
人工芝にした後、良くも悪くも虫やカエルが減ったような気がします。ビオトープには卵を産みに来る虫を狙ってかカエルが待ち構えていますが
いずれにせよ、人工芝は完了ということで、ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
完