ヒスイ拾いも鉱物採集も行けてないので、10年以上前にコンデジPowerShotS30 で撮った写真を引っ張りだして、綴ってみます。

 

 季節感が全くありませんが、新潟には三大花火大会と呼ばれるものがあります。川の長岡、山の片貝、海の柏崎。いずれもコロナでここ2年中止ですが、来年はあって欲しいです。

 

・川の長岡;長岡まつり大花火大会(公式サイト

 一番有名かもしれませんね。信濃川の河川敷で打ち上げられます。山下清の貼り絵も有名。

 昭和20年8月1日の長岡空襲、その翌年長岡復興祭として花火大会が復活し、現在に至ります。8月1日には空襲の始まった時間に合わせ、白一色(白菊)の尺玉3発が打ち上げられます。メインの花火大会は毎年、8月2日、3日の2日間。

 写真は2005年に、初めてのデジカメで花火に挑んだ時のもの。

 コンデジながら、マニュアル設定がそこそこあったので、何度かシャッター速度を調整し、何とか撮れました。

 花火によって明るさが違うので、うまく撮れたり撮れなかったり。

 

 2005年は中越地震の翌年。地震発生時は、ちょうど長岡大橋の上を車で通行していて、最初は車が壊れたのかと思いました。この年の花火大会で初めて、新潟県中越大地震復興祈願花火フェニックスが打ち上げられました。

 

 

 

 

 

 最後に不死鳥フェニックスをあしらった花火で終わります。

 

 長生橋からのナイアガラと三尺玉(開く途中でした)。

 

 以上が長岡花火、2005年撮影なので、今はもっと進化していますが、打ち上げ場所のたもと河川敷で観たのはこれが最後。その後は遠く離れたところから。

 

・山の片貝:浅原神社秋季例大祭奉納煙火公式サイト

 小千谷市片貝町の浅原神社秋季例大祭奉納煙火として打ち上げられる。毎年9月9日、10日に開催。個人や企業の奉納花火で単発が多いですが7~8割が尺玉。打上場所の後ろが小高い山で屏風状となっていることから 音が反射して豪快な破裂音がします。四尺玉は世界一の大きさで、9日、10日それぞれ違う種類の四尺玉が打ちあがる。

 2005年に撮ろうとしましたが、開き始めで既に画角に納まりませんでした。いつか挑戦したいです。

 

 お祭りの日限定で、神社では御朱印が戴けます。

 

・海の柏崎:ぎおん柏崎まつり海の大花火大会(公式ページ

 ほぼ毎年打ち上げ場所の直近で観ています。海中空スターマイン、幅600mのワイドスターマイン、尺玉100発同時打ち、尺玉300連発、ラストの「市民一同」などが見どころ。毎年7月26日。

 「ぎおん柏崎まつり」は、昭和25年に柏崎市市制10周年を記念して、八坂神社の祇園祭と商工祭が一緒になったのがはじまり。八坂神社の祇園祭の歴史は古く、もとは疫病や災難を除くためのお祭りとして始まり、1840年(江戸時代末期)には既に花火奉納が行われていたという記録が残っている。

 今年もコロナウィルスの影響で花火大会は中止でしたが、2021年は八坂祇園會という団体が、本来の祇園花火の願いである『疫病退散』、『平和』への願いを込め、「ぎおん柏崎まつり」発祥の八坂神社奉納煙火を企画し、花火師さんへの応援の意味も含め協賛金として募金を募り、協賛者のみ打ち上げ場所、日時を告知するという形でシークレット花火が「祈願奉納煙火」として上がりました。私もその趣旨に賛同し、協賛しました。残念ながら日程が合わず見れませんでしたが、返礼品として特別御朱印を戴きました。

 

 

 毎年見ていた柏崎花火ですが、写真は撮ったことが無かったので、次は撮って、ここでご紹介できればと思います。

 

 以上、長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。写真は全て2005年、16年も前の撮影。今はカメラも一眼レフ。もっと良い写真が撮れるはずなので、来年こそは全ての花火大会があるといいなぁ。