今回はメダカのお話。

 全く卵を産まなかった我が家のメダカ。環境の改善後、卵を産むようになりました。改善が良かったのか、単に8月は水温が高すぎたのか・・・

 しかし、卵の中に目が出てきて、これからという時に卵にカビが発生していまい、10個以上あった卵はほぼ孵化せず、孵化したのは、1匹だけ。よく勝手に増えたなんて話を聞くけど、なかなか難しい。

 

 孵化率アップに向けて検索すると、産卵床から卵を1個1個取り、手の平と指でグリグリして粘着分(これがカビやすい?)を取り除き、塩素を抜かないままの水道水に入れていると良いことを知りました。繊細そうな卵ですが、受精卵は硬く、指でグリグリした程度では潰れないんですね。自然の力は凄い。

 

 今では15匹くらいが孵化し、30個程の卵が待機しています。

 

 実は現在飼っているメダカは、とある神社を参拝した時に、宮司様が飼われていたものを分けて戴いた野生のメダカです。もうメダカが捕れる所はその神社周辺では1ヶ所しかないとのことでした。

 私が子供の頃は、家の前の川や近くの池に沢山メダカが群れで泳いでいて(メダカの学校ですね)よく捕まえましたが、今は全くいません。

 品種改良されたメダカがたくさんいて、煌びやかなメダカの飼育も楽しいと思いますが、私はこの貴重な新潟産の野生のメダカを増やしたくて育てていました。

 増えても放流できるような安全な川は近所にはありませんし、そもそもそんなことをして良いのかも分かりませんが、まずは、我が家でしっかり飼っていこうと思います。

 元気に育ってくれるといいなぁ。