この日、新橋の「生涯学習センター・ばるーん」でフェスティバルが開催されました。
ここの生涯学習センターで学んだ様々な人々が、自分達が学んで身に付けた成果を披露する発表の舞台になっており、合唱・書道・絵画(or水墨画)・俳句・押し花・太極拳・音楽等、様々な娯楽が一般の人々に披露される日でした。

仕事が終った私は、急いで新橋へと向かい、先日ボランティア交流会でお世話になった「Swing Bees Jazz Orchestra」(スイング ビーズ ジャズ オーケストラ)の皆様のジャズを聴く為に少し早めに生涯教育センターへ着きました。
近くに一緒に調理師免許を取得した知人の河豚屋さんが有り(店がオープン前には学生だった僕等は柱にニスを塗った御礼にと人生で初めて河豚というものを食べさせて頂いて感動した思い出の場所で、よくラジコンを走らせたり、ここは小さい頃からの馴染みの場所だった。)その場所がここまで大きい「フィスティバル会場」になろうとは子供の頃は夢にも思わなかった。
会場に入って先ず目に付いたのが福島県「いわき市」(福島県の浜通り南部にある市)の幟(のぼり)の立つテントを張ったブースだった。

ほぼ会場の中心にあり、ここにもまだ3.11大震災を風化させないように頑張られている人々が居て、復興に力を注いでいる方々が居るんだなと感じた。自身の区が復興や支援に力を注いでいる事にどことなく誇りを感じる事も出来る。
その「いわき市」のブースでは、

カジキを厚揚げの中に入れカマボコ風にして串に刺し網焼きしたものと、
貝殻にウニを盛り付け網焼きにしたものが売られていた。(手前ウニ)
調理をしているお兄さんに話を聞くと、
「ウニが名産だったんですけれどね・・・、例の事で(風評被害で)・・・だから・・・このウニ、輸入物なんですけれどね・・・」と哀しそうに話して下さった。
カジキの棒も元々食べていなかったが今回開発してみたとの事。
とりあえず、この後、赤坂の親友の飲食業の人が働く店の経営者に呼ばれていたので(お金をたかる気が無いし別に雇われている訳でも無いので卑屈にならず対等で呑めるので友達扱いして下さって)、お腹をいっぱいにする訳にはいかなかったので、それでも貝殻にこんなにも盛られたウニを焼いたモノなんてあまり食べられないので(それは働いていれば自分の給料で自分で作る事は出来るが中々しない贅沢なので)、食いしん坊な自分は1度食してみる事にし、箸が貝殻に近付けば近付く程、磯の風味が強くなっていくものだという事を学んだ。
他にも、港区福祉販売店「はなみずき」という、特定非営利法人「みなと障がい者福祉事業団」が運営している、障がい者に作業所や軽作業などを紹介し、生活のリズムを取り戻して、社会復帰への足がかりにしてもらおうという団体だ。実際に私も首の怪我をして2年間、社会復帰出来なかった(天井を見ていたり、入退院が続いたり本当に何も出来ないというのは辛い事だったが、今まで動けなかった分、筋肉が衰え、社会復帰はもの凄く困難で、筆舌に尽くしがたい思いをした事もある。根性や精神論ではどうしても働けない時があり、そういう人達が世の中に居る事を、この時期に、身を持って学びました。)
良い時は多くの人々が寄ってくるけど、辛い時は人が去っていくのも身を持って経験出来たし、又、辛い時を狙ってくる人(それはキチンと見抜けましたが・・・)もいたし
自分は作業所には行っていないが(無茶して社会復帰したが)、そんな中々本当に社会復帰出来ない人達に就労のチャンスを作り、訓練を行っている団体のブースで障がい者が作った製品やクッキー等のお菓子が販売されていました。



(抹茶味のクッキー)
先日、参加したボランティア交流会でそのクッキーが用意されていて、どれが自分の好みの味なのか覚えていたので、この後会う赤坂の飲食業の親友に買っていって宣伝する事にしました。
味は、10数年前近く食べた時よりも格段に美味しくなっているのでお墨付きだ。
(クッキーやお菓子は他の区でも結構行われている福祉事業の1つで、あまりにも美味しくて黒字の所もあるというぐらい、今の福祉クッキーの味は昔より格段に上がってきている。)
これらのクッキーや作業所で作られた製品は区役所等・区内とその隣接する区で販売されているとの事。
他のブースでは、やはり、福島県内の物産品が販売されているブースや、

茨城県「つくば市」の米粉のシフォンケーキなどを販売しているブース

ボランティア交流会でも見かけた「みなと吹き矢会」(肺活量が強くなって健康に良いらしい。)がブースを出展されていた。


青い夜空がキレイでした。
ここでジャズ演奏の時間になったので舞台の前面に用意されたテーブルと椅子に腰掛けました。
(仕事が終わって、やっとゆっくり出来る瞬間だ。周りは一杯呑んで盛り上がっている仕事帰りのサラリーマンの方々でいっぱいだった。)

先ずは、みなとジャズ講座7期卒業生で構成され、合言葉は「ロハス」と言う、「ジャズ・セブンス(7th)」の演奏が始まった。
(*直接のお知り合いではないので、写真は割愛させて頂きます。)
曲目は、
・カウントベイシーの「スイッチングタイム」
・「ワークソング」
・「キャント テイク マイ アイズ オフ ユー」(映画等でも使われる有名な曲です。)
しっとりとした柔らかい演奏でまさに合言葉の「ロハス」を表していたのかもなと今考えると思います。
その後に、Swing Bees Jazz Orchestraの準備中、間を繋ぐ意味で、生徒達にジャズを教えた先生方の演奏がありましたが、伸びが良いというか、まるで私の好きなリーモーガンの曲「アイ リメンバー クリフォード」(ベタですが)を聴いているかの様な哀愁と伸びのある演奏で、流石、先生というだけの事はありました。
そして、遂にSwing Bees Jazz Orchestraの演奏が始まりました。

重厚で渋目の演奏力のSwing Bees Jazz Orchestraの曲目は、
・グレンミラーの「セントルイスブルース」(WCハンディ作曲の有名なこの曲をグレンミラーが「マーチ」にして世界的に有名にした曲)
・「ひょっこりひょうたん島」をジャズ・バージョンにアレンジしたもの(昭和39年、丁度、「東京オリンピック」があった年の曲で、聴いていて勢いがありました)。
・アースウインドファイヤーの「セプテンバー」(これが一番勢いがあり盛り上がったのではないでしょうか)



リーダーの方のご挨拶。

「Swing Bees Jazz Orchestraはみなとジャズ講座8期卒業生で構成されており、やはり皆とこうして集まって音楽を出来る事の幸せはかけがえのないものであり、そして聴いて下さる方々をも笑顔にしたいという思いもありました。(生涯学習センターで練習を重ねてきて)今回のここ新橋の地で演奏出来る事を夢見ていました。」との事でした。

↓だんだんとパートごとに立っていき、

↓最後は全員立ち上がっての演奏で動きも交え目でも楽しませて頂きました。各セクションのメンバーが立ち上がり、一斉にホーンを頭上へ持ち上げ、これを自然な感じで行い聴衆を楽しませる技は1曲目のグレンミラーの楽団が得意としたパフォーマンス。戦争で散っていったグレンミラーに対しても敬意の意を表しているなと。この技も次世代に伝えていきたいです。↓


Swing Bees Jazz Orchestraは本当に、勢いがあったな~って中央で座っていて感じました。↓

新橋の舞台で演奏したい・皆様の士気や目指す所・表現しようとされている所に一体感があった様に感じました。
この後の親友の働く店に移動する為に会場を後にしようとしましたが、一応ご挨拶をと思って、片付けをする間際のとてもお忙しいリーダーの方に今日のイベントをご紹介頂いた御礼と共に、「『ひょっこりひょうたん島』や『セプテンバー』のコード(和音)はジャズだと、どう編曲するものなのですか?」と訊いてみました。すると「ジャズのアレンジはスイングにしているだけでコードは変えていませんよ」とお忙しい中でも私の瑣末な質問にきちんと答えて下さりました。
う~ん、そうか、ジャズってそういうものなのか・・・と又1つ勉強になりました。
ジャズのコード理論って凄く難しいってB`zのギタリストがジャズの学校へ行ったぐらいだから難しいのかな?と考えておりましたが、今回それをお聞きしてグッとジャズとの距離が近くなった気が致しました。一応、自分が倒れている時にある有名なミュージシャンとドラムを演っていた方から「ジャズを勉強したいのなら、この人の推奨する本を読みなさい」というジャズの本を手に入れたので、それを元に図書館等で105枚ジャズの名盤というものを聴いてみたので(流石に「モーニン」や「テイク5」とかは知っておりましたが、最初はどの曲も同じに聴こえて訳が分からなくて、そのうちに自分の好きな曲を見付ける事が出来たりして)、遊びや趣味かもしれないけれど、あの時勉強しておいて良かったな、自分の幅をの少しでも広げておいて良かったなと思いました。
今回、もの凄い楽しめましたし、本当に行って良かったと思ったのと同時に、
やはりLIVEは良いなって。
Swing Bees Jazz Orchestra