42歳で自然妊娠〜天国からの贈り物〜

42歳で自然妊娠〜天国からの贈り物〜

結婚8年目、38歳で妊娠するも心拍確認前に流産。その後40歳を過ぎても妊娠できず、不正出血や子宮内膜症に悩む日々。もう私には子供はできない、ダンナと二人で仲良く楽しく暮していければいい、そんな風に思っていた42歳の私に、突然天国から届いた贈り物。

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診察台に上がると、まずは内診。

「子宮は順調に大きくなってますね」

へえ、そうなの?

「じゃあ診てみましょう。
  この画面を見てて下さいね」

天井から吊り下げられた
大きなモニター。

プローブが挿入され、
子宮の中が映し出される。

「これですね~。
  あ、赤ちゃん見えますよ。
  心臓も動いてますね」

「えーっ!?ホントですか?
  結構血が出たからもうダメかと…」

「大丈夫ですよ。
  ちょっとわかりづらいけど、
  ほら、ここ点滅してるの
  見えますか?
  大きさは3ミリくらいですね。
  順調ですよ。
  おめでとうございます」

「あ、ありがとうございます…」

赤ちゃん、無事でいてくれた!!
あんなに血が出たのに。
思わず涙が溢れて言葉にならない。

本当に嬉しかった。

その場で先生からエコーの画像を
手渡された。

看護婦さんも

「おめでとうございます」

と言ってくれた。
安堵感と嬉しさで涙が止まらない。

「血が出てるときは、なるべく
  外に出ないようにして下さい」

と言われて診察室を後にした。
泣き顔でちょっと恥ずかしい。。

でもそのときは
全く何も気にならなかった。

先生に手渡されたエコーの画像が
ほぼ真っ黒で、
辛うじて胎嚢の輪郭が分かるくらいで
赤ちゃんの姿が全く見えないことも。

少し出血していたにも関わらず、
保険適用にならずに
自費扱いで一万円の診察代が
掛かったことも。

(正直、後になってから
ちょっとだけ気になってしまった
のですけどね…^_^;)

赤ちゃんが生きててくれて、
しかも心臓が動いているのまで
見えたのだから、
それで十分。

心の中でつぶやく。
私の赤ちゃんに。
そして、天国にいる私の友人に。

「本当にありがとう」と。