将来の夢の様なものは無かった。
大人になったら何になる?と聞かれても、何も浮かばなかった。
作文や図工の時間に苦労した。

夢を抱けるのは幸せな証拠だと思う。
現実を憂う事に精一杯で、将来なんて考えなかった。
衣食住に苦労した訳ではないけれど、何かに飢えていたのかもしれない。

初恋とかも覚えていない。
友人も、数える程も覚えていない。
何となくモヤモヤとした感じでしか分からない。
名前や顔は記憶に無い。

昔の写真を見ても、自分しか分からない。
今、私の人生に関わった人たち全員と会ったら、何人の事を思い出せるだろうか。
多分片手で足りそうだ。
ボケているのではないかと思うくらい。

多分、他人に全く興味が無かったのだろう。