”ディープ・インパクト” (1998) | 浮遊家具

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黄斑変性症 SLE 双極性障害を機に始めました 社会から逃れ家の中だけにいる自分 浮かんで漂う家具のよう 治癒は進み 今は映画 写真 大好き YAHOOからの引っ越しでコメント、いいねがまっさらになってしまいました また 始めたいと思います よろしくお願いいたします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あらすじ

高校生のリオ・ビーダーマン(イライジャ・ウッド)は、天文学クラブで偶然にも未知の彗星を発見します。彼の発見は、プロの天文学者であるマーカス・ウルフ博士によって確認されますが、彼は不運にも交通事故で亡くなってしまい、彗星の存在は一時的に埋もれてしまいます。

1年後、MSNBCの野心的なジャーナリスト、ジェニー・ラーナー(ティア・レオーニ)は、政府高官のスキャンダルを追っている最中に、実は地球に衝突する可能性がある巨大彗星「ウルフ・ビーダーマン」の存在を知ります。政府はこれを公表し、衝突に備えるための計画を発表します。モーガン・フリーマン演じるアメリカ合衆国大統領は、衝突を回避するために宇宙船「メサイア」を送り込む計画を明らかにします。

 

 

 

 

 

 

製作国:アメリカ 上映時間:121分

 
 

監督

脚本

出演者

ロバート・デュヴァル

ティア・レオーニ

イライジャ・ウッド

ヴァネッサ・レッド

マクシミリアン・シェル

リーリー・ソビエスキー

モーガン・フリーマン

ジェームズ・クロムウェル

メアリー・マコーマック

ブレア・アンダーウッド

ロン・エルダード

ジョン・ファブロー

 

 

 

 

 

 

評価 ★★★★★★★★☆☆

 

 

 

 

 

 

 

つぶやき

映画の中心にある巨大彗星の衝突という設定は、全編を通じて緊張感を維持しています。政府の対応や一般市民の反応、そして宇宙飛行士たちの任務など、多角的に描かれることで物語に深みが生まれています。特に、衝突を避けるために行われる宇宙ミッションのシーンは手に汗握る展開です。
主人公のジャーナリスト、ジェニーやベテラン宇宙飛行士タナーなど、各キャラクターの背景や感情が丁寧に描かれています。彼らが直面する個々の葛藤や決断が観客の共感を呼びます。特に、ジェニーが父親と和解するシーンや、タナーが若いクルーと心を通わせるシーンは感動的です。
当時の最新技術を駆使した視覚効果は、彗星の脅威をリアルに描き出しています。彗星の衝突シーンや津波のシーンなど、圧倒的なスケール感と迫力があります。また、科学的なリアリズムも追求されており、物語に説得力を与えています。
恐怖やパニックだけでなく、希望や再生のメッセージも強く伝えています。人々が最期の時を家族と過ごすシーンや、避難所に入りきれなかった市民が愛する人と共に過ごすシーンなどは、人間の絆や愛情の大切さを痛感させます。また、最終的に人類が立ち上がり、再建に向けて進む姿は、未来への希望を感じさせます。巨大な災害を背景にしつつも、人間の感情や絆、勇気を描いた深い作品です。

この映画を観終わった後、劇場を出ていつもの街並を見て「地球は無事だ」と絶大なる安堵感を覚えました。それだけ入り込んで観ていた自分が居ました。そのころ「アルマゲドン」が大絶賛、ひとつのブームを作っていました。同じ年に公開された本作はその人気の影になってしまいました。しかし、素晴らしい人間賛歌となっています。観ていない方は是非一度、観ることをお勧めします。