背景
『余命10年』(よめいじゅうねん)は、小坂流加による日本の小説。文芸社より2007年6月15日に刊行され、同年12月20日にソフトカバー版が刊行された。2017年5月15日にカバーイラストを変更して刊行された文庫版では、難病を患っていた小坂が当初は避けていた闘病シーンなどが大幅に加筆・修正された。小坂はこの文庫版の編集が終わった直後に病状が悪化し、刊行を見ることなく発売3か月前の2017年2月に逝去している。2017年に静岡書店大賞の「映像化したい文庫部門」大賞を受賞。2022年3月18日時点で発行部数は80万部を突破している。数万人に一人という難病を患い、余命が10年であることを知った20歳の主人公の女性が死に向かって精一杯生きる様を描いた物語。
あらすじ
数万人に一人という不治の病で余命が10年であることを知った二十歳の茉莉。彼女は生きることに執着しないよう、恋だけはしないと心に決めて生きていた。そんなとき、同窓会で再会したのは、かつて同級生だった和人。別々の人生を歩んでいた二人は、この出会いをきっかけに急接近することにーーもう会ってはいけないと思いながら、自らが病に侵されていることを隠して、どこにでもいる男女のように和人と楽しい時を重ねてしまう茉莉。ーー「これ以上カズくんといたら、死ぬのが怖くなる」。思い出の数が増えるたびに失われていく残された時間。二人が最後に選んだ道とは……?
製作国:日本 上映時間:125分
監督
脚本
原作
主題歌/挿入歌
出演者
評価 ★★★★★★★☆☆☆
つぶやき
茉莉役の小松菜奈が素晴らしい
本当にそういう境遇の人に見える
俳優さんだから演技なのだろうが
茉莉になり切っている
それ以上かも
その姿に非常に心を持っていかれる
はじめて
お母さんの腕をつかみ頭を付けて
泣きわめくシーンはぐっさり
「死にたくないよ!!!!」
涙腺崩壊
時の流れを
いろいろな季節を切り取り
絵日記のよう
見せたい映像なのはわかる
でも
サザエさん的な行事
ちょっとひく
走馬燈
カズくんと結婚
子供誕生
公園で遊ぶ
何とも切ない
突然の強風
桜の花びらが雪のように舞う
その中に浮かぶ二人
すべて過ぎ去ったことを
教えられる
さよなら・・・・さよなら・・・・・