アブダビにEmirates Palace Hotelという曰く7つ星のホテルがある。総工費は3000億円と言われており、その景観、つくりは将にPalaceというに相応しい豪華さと威厳を感じさせるホテルだ。7つ星たる所以は判らないが、その豪華さもさることながら顧客一人に対する従業員の数は世界一かもしれない。兎に角、ホテルの中は従業員だらけというのが冷静に見た印象だ。運営はKempinski。さて、ここのイタリアンレストランでプロジェクトの仲間たちと会食をした。2年前にここで大規模な着席スタイルのパーティーを行った事があり、大人数の宴会にもかかわらず出される料理の繊細さ、サーブのタイミング全てが完璧なレストランだったのだが、今回は残念だった。パスタ三種盛りも味がぼやけてたし、サーブをされた時には食べ頃を過ぎた感触を否めなかった。主催の子牛肉もなんとも工夫のない味付けで、又、再び、(こっ ちらの勝手な)期待を裏切る内容だった。イスラムの国で飲もうと思う事が間違っているのかとも思うがワインの値付けもOut of Market。ただでさえ高い銀座のクラブの3倍の値段をつけている(=市場価格の約10倍)のものもあった。
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夢を一つかなえる事が出来た。息子との海釣り。自分自身が子供の頃に父親に釣りに連れて行ってもらい、その後、暫くそれにはまった経験からか?これが一つの夢だった。結果的にはボウズで(一匹も釣れなかった)、息子からも”パパ全然釣れなかったね”とのお言葉を頂いたが、僕にとっては極めて満足のいく結果だった。
家族との時間と自分の健康を省みず仕事をする事に悦びを見出している(又、それの大半が自己満足の域をでない)1世代前の人間だと自覚している。こんな状況で唯一家族とその悦びを分かち合える瞬間が自分の係わった仕事が日経に掲載された時だ。一市民の僕が新聞に出ることはよほどの犯罪でも犯さない限りありえないので、仕事関連が唯一の機会であり、日経に出ることで家族もなんとなく僕がただ忙しいだけではないという幻想?を持ってくれる。目標は年に1回日経に載る事、そして、出来れば一面に。帰国以来その目標はどうにか達成してきていたのだが、ついに先日、日経トップを飾る事が出来た。これはもう家宝です。このプロジェクトに係わった皆の努力、会社のネームバリュー、(20年前にたまたま配属された)部署の仕事のニュース性、そしてタイミング、色々なものがうまく重なっての結果だけど、ただひたすら嬉しい出来事だった。
10数年振りに湯島天神下の寿司屋”一心”に行った。この店は当時NHKで放送していた”いきのいいやつ”という寿司屋を題材にしたテレビドラマで寿司の技術指導をしていた店。番組にでてくる寿司があまりにもきれいだったので、探し当てて訪ねたのが最初だった。(後から知るのだが)美家古鮨の流れを汲む店で当時のつくりは簡素でふらっと入ってつまむという店構えだったが、代替わりしたからなのか?ちょっとお洒落な店構えに変わっていた。久々に訪ねて期待が大きすぎたせいか?味も職人の雰囲気も今ひとつ。ここの名物はバラちらしなのだが、これも思ったより丁寧な仕事をしておらず残念だった。その後は仕切りなおしで例によって銀座の”鹿鳴館”。幸せな気分で帰路につく事が出来た。