このように自国ユーザーと同様な嗜好を有する中国市場を攻略することは韓国メーカーには有利であるといえる。

しかし、日本メーカーと最も際立った違いは経営者の強烈な指導力であろう。

ロビーイングもこの指導力が背景にあればこそ効果的に実施できると考えられる。

現代自動車グループのチョン・モング会長は、創業家かつオーナー家の一員であり、現代自動車グループ内においてその権限は絶大なものがある。

米国における初期品質満足度調査結果における「奇跡的躍進」も、会長の品質最優先、すなわち利益を二の次にしても品質を向上せよという絶対命令によるところが大きいといわれている。