原作ではのび太の母曰わく、ボーリング玉だったザンダクロスの脳のビジュアルが、今作では可愛いヒヨコに擬獣化されていて、大体ボーリング玉が可愛いかったら投げづらくてしょうがないんですが、気を使ってしょうがないんですが、これが時代の流れか、なんでもかんでも萌え変換する嫌な世の中になったものだと溜め息混じりに憂い、スクリーンを眺めておりました。

ならばせめて、カリメロのように頭に被っている殻を取ると殻の下から巨大な口が現れ、ヒヨコ可愛いと近づいてきた人を頭がグルッと回転しパクリですねと、あぁカミナリさんがあんなことに!!的な妖怪・二口女を彷彿とさせるホラー要素を追加してなくては許さんと、親どん引き子供トラウマとなっていなくては許さんと憤っていた次第。

が、勿論そんなシーンなく、グロはなくエロはありましたが、つうかザンダクロスの脳が擬獣化されたことにより、リルルとの友情が強く感じられました。見る前は、はばたけ天使たちとは、のび太と愉快な仲間達とのことだと思っていたけど、きっとザンダクロスの脳とリルルの二人だったのですね。追加された原作にはないザンダクロスの脳とリルルの出会いのシーンが、クライマックスのやりきれなさを増幅させ結果号泣せざるえない仕様に。

しかし、映画館を出た後に何か忘れ物をした気がして、ちゃんとバッグ持ってきたよねと手荷物を確認して、そう言えば原作のスネ夫のロボット・ミクロスの活躍が大幅にオミットされてて、ミクロスの不遇ぶりに気づき二度泣く。美談の裏には、いつでも人知れず犠牲になっている者がいる事実を忘れてはいけないのです。ついでに、スネ夫を甘やかし続けることでお馴染みのミクロスの製造者でもあるスネ夫のイトコのことも決して忘れてはいけない思いましたね。
壊れたといえば、ついに壊れてたレーザーディスクのデッキを捨てましたよ。かれこれ動かなくなってから、もう五年ぐらいたってたんですけど、もしかしたら何かのキッカケで、大いなる神の意思で再び動きだすかと期待してたんですけど、奇跡起きなかったですね。直したくても既にメーカー修理受け付けていない言うし、あと動かすには復活の呪文リテ・ラトバリタ・ウルス・アリアロス・バル・ネトリールを唱えるしかないですものね。それで復活するの天空の城ぐらいですよ。喜ぶのムスカぐらいですよ。見ろ!!人がゴミのようだ!!

つうか、レーザーディスクって名前に騙されたもんなぁ。だってレーザーだからね、レーザー。そんなん未来じゃん、ワクワクするじゃん。購買意欲そそられますよ。レーザーディスクで全巻買ったエヴァを、DVDでも買い直したからね。ほんとオタクって搾取され続けてる思いますよ。その搾取されたマネーが日本経済を支えているのに、何故か世間的な扱いが不遇の存在。それがオタクが背負う運命(さだめ)なのか。

まぁ、デッキは捨てたもののソフトであるディスクはまだ捨てられないで持っていまして、自分でも何で?思いますけど、誰もがやると思うんですけど、ディスクの穴に指を挿して高速回転させて見ようとしてもやっぱ無理っぽくて、指痛い痛いになって、もう二度と見ることはできないんですけど、捨てられないんです。でも、私思うんです。見えてるものだけを信じていいのかと、見えないものにこそ真実があるのだと、見えてるものだけを信じているつまらない大人になっていいのかと。

この回りくどくて言い訳がましい所が、恋にも影響するんですかね?いやいや、いつも捨てられてる私だからこそ、捨てられる物の痛みがわかるんですよ。だから大事にとっておくんですよ。しかしそうなると捨てられる=壊れてるで、私が今まで付き合った人に壊れてる思われてたみたいなことになるロジックが完成するんですが、私壊れてませんから。まだ叩けば直るレベルだっつうの。
ネズミが大活躍している映画でしたけど、お前らに言っとくからね。

ネズミに夢、見すぎ!!

ネズミが可愛いとかファンタジーだからね、千葉の浦安ぐらいだからね。

私、ネズミに関する忌まわしい記憶あります。港で倉庫番のバイトしてた時にネズミが荷物を荒らし大変だったもん。ネズミとのファーストコンタクトは、まさに未知との遭遇でしたよ。それで、ネズミ捕りをしかけるって話になって、今カゴの中にチーズが入っているイメージ映像出た人はちょっとそこ正座して聞いてて、実際は粘着シートで一網打尽で、その話聞いて真っ先に浮かんだのは、もしネズミが捕まったらそのシート片付けるの誰!?でしたよ。

むしろ、捕まらないでくれネズミ!!

捕まえたら捕まえたで処理するのが怖いんですけど、そんな会社の意に反した私の不謹慎な願いもむなしく、粘着シートは次々と倉庫に置かれていくのですよ。そしたらね、倉庫中に置かれた粘着シートを見ていたらだんだんテンション上がっちゃって、私は私で他の人が置かない普通なら目のつかないひねった場所に遊び心で粘着シートを置きまくってたんですよ。

そんなこんなで翌日にはネズミが捕まり、その処理を任されそうになったんですけど、私は持病の仮病に襲われ、倉庫に遅れて行ったので無事難を逃れました。

が!!

ここからですよ、本気で怖ろしいのは。倉庫から綺麗に片付けられた粘着シート。しかし、私が遊び心で置いた粘着シートは人知れずそのまま放置されていたのです。ある日、ふと荷物が乗っている台と床の隙間が気になりそこを覗くと・・・

ぎゃあああああ!!

忘れられていた粘着シートには、ネズミが捕まっていました。そして、捕まり絶命して何ヶ月が過ぎたのでしょうか?私の目は生で見ているのに、心が自然とモザイク処理をするぐらいの斬新なビジュアルになっているネズミがいたのです。R18のネズミがいたのです。

うわぁ、やってしまった思いましたね。そこで私考えました。必死に考えて考えて答えをひねり出しました。

そうだ、見て見ぬフリをしよう!!

私が報告することで争いが起こるじゃないですか?ならば私は、争いのない世界を望みますね。間違いなくベストアンサーですよ、事なかれ主義ですよ。まさか、些細な遊び心がこんな結末を迎えるなんて、あの日の遊びの恋がこんな結末を迎えるなんて知る由もなかったのでした。つまり、ネズミも恋もトラップには要注意って話ですよ!!