地球の皆さん、こんばんは。😃


怪盗ルパンシリーズ第7巻


『古塔の地下牢』ルブラン/原作


南洋一郎/文を読みました。今までの


シリーズで、一番のスピード感です。


まるでスポーツカーでフルスピードで


走っている、作品です。


そして美貌の未亡人、クラリスが登場


します。たぶんこの作品から、


ルパン三世の【カリオストロの城】が


生まれたのだと思います。


強敵ドーブレック代議士は、ルパンの


優秀な頭脳と同等で、尚且つ吸血鬼の様に


相手を滅ぼすまで財産全てを奪います。


今回ルパンは、金銭目的ではなく、


可哀そうなクラリス親子の為に、命を


賭けて闘います。いつもと違い、


ダークヒーローの様です。きっとルパンは


自分が気に入ったジルベール(偽名)が


窮地に立たされ、その母親クラリスと


弟ジャックの親子が不幸になるのを


見過ごせなかったのです。


ルパンが叶えられない親子の幸せを、


クラリス親子には叶えて欲しかったので


しょう。


【弱きを助け強きを挫く】を貫いた


ルパンは、フランスの騎士道精神が


闘志みなぎっていてカッコ良かったです。


日本の武士道に似ているなと感じます。


名誉を傷つけられて自殺と、切腹。


決闘と果し合い。遠く離れた国でも、


同じ人間、共通項が有ります。


つくづく、【人間が一番怖い】と


感じる作品です。人の思いは何年経っても


消えないし、変わらないかもしれない


です。


だから私は、相手を敬う言葉を使って


生活しようと心に誓いました。


本日も最後まで読んで頂き、ありがとう


ございました。🤗それでは、また。🤗