地球の皆さん、おはようございます。😃


『水滸伝 下』施耐庵作、松枝茂夫編訳


を読みました。宋江の梁山泊の将は、


総勢108人になりました。煩悩の数と


同じです。確かに好漢達は、何にも


縛られず戦に明け暮れていました。


とうとう朝廷も看過出来ずに戦争に


なりました。だが実戦上手の梁山泊に


なかなか勝てません。ならばと、宋江


とその仲間たちに征伐を命じ、成功すれば


今までの事は恩赦となると。名誉を


重んじる宋江は、受けます。いつの時代も


下の人間が上の人間に利用されます。


福沢諭吉の言う通りに、人間が平等に


なるには学問が必要で、先を考える事が


必要で。私も目先の事だけでなく、少し


先の未来を考える事の大切さを学べた気が


します。天子から位を貰って梁山泊は


解散します。108人のメンバーは、


36人になってしまいました。国の為に


72人が散って行きました。いくら罪人


だからといっても、少し哀しいです。


そして宋江は、まさかの油断で毒酒を


賜り、命の落としました。人を信じると


言っても、散々危ない目に有った割に


不注意です。いや宋江は死に場所を探して


いたのかもしれません。もう梁山泊は


無くなってしまったし。


余り梁山泊に思い入れの無い、


李俊、童威、童猛とその他4人が


シャム国に行き国主になった話


は唯一の光です。生き残る人は、変化を


受け入れる人だと体現しています。


だから宋江の後追いをしたメンバーも


いました。戦争は心が渇くから、正常な


判断と違ってしまうと思いました。


自分の周りが平和な状態で有る事を、


奇跡と思い大切にしたいと思いました。


殺戮の限りを尽くした梁山泊は、義賊


とは違い、恨まれていたのかも


しれません。この物語から、日本の文学


が強い影響を受けたのが感じられました。


本日も最後まで読んで頂き、ありがとう


ございました。🤗それでは、また。🤗