刻印

お客様に品物を提供するからには、マテリアルを明らかにするのは最低条件と考えております。
炎造で使用している貴金属は殆どが「９２５」のシルバー。
小さいパーツでも出来るだけ９２５の刻印を打つようにしています。
「１０００」でも「９５０」でもなく「９２５」なのは、
自家鋳造して作っている事と、アクセサリーに必要な硬度を熱処理による時効硬化で最大限に引き出せるからです。

アルファベットと数字はドイツ製。
ハンマーで叩く事はまずなく、殆どが手押し。
写真左上のグリップがその「手押し用グリップ」。
文字数の制限があるためか、残念ながらイニシャル等をご希望されるお客様は少ないです。

指輪の内側に打てる２種類の「大曲」は「９２５」の日本製の刻印。
指輪に打つ時は、ハンマーで「コンッ！」と叩きます。
手押しグリップの下にあるのが、その時下に敷く「鉛」の台。
柔らかい「鉛」というところが、ミソです。

今や手打ちによる「刻印」は時代遅れ？
機械打ちどころか「レーザーマーキング」がもはや当たり前の昨今？！

よかとよ～！
レーザーじゃ、歪みやズレなんて「味」は出らんやろ！～（≧ε≦）ｙｰ~~ﾏｹｵｼﾐ！

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