今月夜の部の『裏表太閤記』今日のブログは少しネタバレになりますが、
お話が歌舞伎の太閤記と云う事でお許しください。

明智光秀が主人である織田信長を裏切って本能寺で
謀反を起こしますが、なぜ信長の仕打ちに耐えられなかったのか?

光秀に対して信長のいじめと云っていいのか? 悪いのかですが、
信長は光秀に盃を取らせると云って盃の替りに「馬盥(ばだらい)」を
出させます。

みな様ご承知だとは思うのですが、馬盥ってなんだと思われますか?

馬を洗ったり水を飲ませたりする時に使う盥(たらい)の事です。

それも光秀の「心底信長に尽くします」と云った意味の言葉尻を捕らえて・・・。

さすがにこれで酒を飲めと云われてはカチンと来ますよね(笑)
でも光秀はこれにも耐えます。

馬盥で酒を飲み干すのです。

しかしその後に命じられた事で光秀は我慢できなくなり堪忍袋の緒を切り

ついに信長に歯向かいます。
その後に命じられた事とは何か?

そして光秀のとった行動とは?

その答えは『裏表太閤記』のお芝居の中にあります
どうか今月の『裏表太閤記』の序幕をご覧ください(笑)