先日のブログ「橘の香り??」を書いている時にふと思ったのですが、
四国の県に愛媛県と云うのがございますね。

これは橘の姉妹の兄姫となにか関係があるのかな?・・・と。
ちょっと調べてみました。


『四国を知る ABOUT SHIKOKU』のホームページによると
愛媛県の由来は

国生み神話に登場する女神「愛比売」(えひめ)の名に由来するもので、
県名としては全国で唯一、神の名前が付けられています。 

イザナギとイザナミによる国生み神話において四国は2男神・2女神の島として誕生し、
伊予国(現在の愛媛県)に宿ったのが女神の一人「愛比売」とされました。 
愛比売の名の由来については時代も古いため分かっていませんが、
廃藩置県によって県が成立する際にこの名をとって「愛媛県」と名付けられました。

と、ございました。

つまり日本神話の中で一番最初に作られた淡路島。
その次に作られた四国の中で最初に作られた伊予の国、
それを兄姫としてあとの国が姉妹兄弟の様に作られたみたいです。


従いまして『ヤマトタケル』に登場する橘の姉妹とは直接関係はありませんが
兄姫と云う使われ方は同じなのですね。

また伊予の国はやはり柑橘系の果物が多く取れる産地、
唯一日本神話から名づけられた愛媛(兄姫)県とは神々しいですね(笑)

常世の国をも想像してしまいます。

『ヤマトタケル』のお芝居から発想が豊かになり
つい色んな事を想像してしまいます。